殺してやるからかかってこい!綾野剛が村上虹郎との「武曲」激闘シーン回想

4

813

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 160 651
  • 2 シェア

本日6月3日、「武曲 MUKOKU」の初日舞台挨拶が東京・新宿武蔵野館で行われ、キャストの綾野剛村上虹郎、監督の熊切和嘉が登壇した。

「武曲 MUKOKU」初日舞台挨拶の様子。

「武曲 MUKOKU」初日舞台挨拶の様子。

大きなサイズで見る(全21件)

藤沢周の小説を映画化した本作。剣道五段の腕前を持ちながらある事件がきっかけで生きる気力を失った男・矢田部研吾と、ラップのリリック作りに夢中な高校生・羽田融の宿命の対決が描かれる。

綾野剛

綾野剛[拡大]

研吾と融が激闘を繰り広げるクライマックスシーンの撮影について、熊切は「2人は本当に大変だったと思うけど、僕は楽しかったです」と振り返り、綾野は「体力面ではまったく疲れがなくて、どんどん楽しくなっちゃって。『殺してやるからかかってこい!』という思いが強かったです」と予告編にも登場する研吾のセリフをもじりながら回想する。村上は「あのシーンのアフレコで、剛さんと2人でマイクの前でもう一回格闘したのは面白かったです!」と懐かしそうに述べた。

村上虹郎

村上虹郎[拡大]

続いて本作にちなんで、司会から「最近闘ったことは?」と質問が飛ぶ。綾野が「今の立ち位置やパブリックイメージも含めて、自分とちゃんと闘えているかというのを確認しなきゃいけないと思いました」と答えると、村上は「めっちゃ真面目に話しましたね!」と感嘆の声を上げる。一方、最近教習所を卒業したという村上は「応急救護の講習で芝居をするじゃないですか。数人に『あいつ役者だな』とばれている状況で、自分が一番最後にやることになって……」と明かして観客の笑いを誘い、「本業が役者だし、ちゃんと声を出していこうと思って。呼吸確認よし!とやっていました」と続けると、綾野は「最高だな」とつぶやいた。

客席に友人が座っていることに気付いて驚く綾野剛(左)と、綾野の友人を見つめる村上虹郎(右)。

客席に友人が座っていることに気付いて驚く綾野剛(左)と、綾野の友人を見つめる村上虹郎(右)。[拡大]

最後に綾野は「愛に渇望した男たちが地獄に魅せられ、その中で光を手繰り寄せる作品です」と本作をアピールし、「必ずまた皆さんの前に戻ってまいりますのでよろしくお願いします」と観客に語りかけてイベントを締めくくった。

この記事の画像(全21件)

(c)「武曲 MUKOKU」製作委員会

読者の反応

  • 4

西住エリカ @eternalsisters

殺してやるからかかってこい!綾野剛が村上虹郎との「武曲」激闘シーン回想 - 映画ナタリー https://t.co/Q2Buky2cbG 来週は、「パトリオット・デイ」を観に行く予定だけど、「武曲」も面白そうなんだよね……。

コメントを読む(4件)

関連商品

リンク

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 武曲 MUKOKU / 綾野剛 / 村上虹郎 / 熊切和嘉 の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。