女子中学生4人組の“金魚事件”をモチーフにした短編、劇場公開＆配信決定

短編作品「そうして私たちはプールに金魚を、」が4月8日より東京・ユーロスペースで公開される。

本作は、2012年夏に埼玉・狭山市の中学校のプールで、女子中学生4人が大量の金魚を放流した事件をモチーフにした作品。CMプランナーとしても活動する長久允が監督と脚本を担当し、次世代の監督を発掘するスカラシッププロジェクト「MOON CINEMA PROJECT」で第1回グランプリを受賞した。出演者には湯川ひな、松山莉奈、西本まりん、菊地玲那、黒田大輔、クリトリック・リス、NATURE DANGER GANG、フジロッ久（仮）の藤原亮（Vo, G）と高橋元希（Vo）らが名を連ねる。

本作は第33回サンダンス映画祭で、日本映画として初めて短編部門グランプリを受賞。フィンランドのタンペレ映画祭にも唯一の日本映画として出品され、日本時間3月12日にフィクション部門最優秀賞を受賞した。なお劇場公開に先駆け、本作の海外版がデジタルマガジンNOWNESSと動画共有サイトVimeoにて、4月1日よりオンライン先行公開される。