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ニコラス・ウィンディング・レフン来日、開口一番「宮崎駿大好き!」

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タワーレコード店員のエプロンを着用したニコラス・ウィンディング・レフン。

タワーレコード店員のエプロンを着用したニコラス・ウィンディング・レフン。

本日11月15日、「ネオン・デーモン」の監督ニコラス・ウィンディング・レフンのファンミーティングイベントが東京・タワーレコード渋谷店で行われた。

エル・ファニングが主演を務める「ネオン・デーモン」は、モデルになる夢を追い米ロサンゼルスへやって来た美少女ジェシーが、ファッション業界に渦巻く狂気にのみ込まれていくさまを描くサスペンス。キアヌ・リーヴスやカール・グルスマン、ジェナ・マローンが共演に名を連ねる。

来場者の拍手に包まれながら登場したレフンは監督作「オンリー・ゴッド」でライアン・ゴズリングが見せたようなファイティングポーズを取り、にっこり。司会から挨拶を求められると開口一番「アイ・ラブ・ミヤザキ(宮崎駿大好き)!」と述べた。

「ネオン・デーモン」制作の経緯を聞かれたレフンは「数年前のことなんだけど、ある朝目を覚ましたとき、自分は美しく生まれてくることができなかったなとふと思った。でも隣に寝ている妻は生まれつき美しくて、そのことにジェラシーを感じた。その嫉妬の感情が着想のきっかけになっている」と答える。また、ファニングについては「彼女は女性版ライアン・ゴズリングだ」と説明して笑いを誘った。

音楽の重要性について質問されると、レフンは「僕はドラッグはやらないけど、その代わり音楽をインスピレーションの源にする。音楽は添え物ではなくて、あくまで映画の一部なんだ。そしてこれまでで一番野心的な音楽の使い方をしているのが『ネオン・デーモン』。『ドライヴ』以来組んでいるクリフ・マルティネスは、僕にとってクリエイティブ面で一番大きな存在だよ」と続ける。オススメの音楽を聞かれると、「最近よく聴いているのはフランスのLa Femmeというバンド。それから、娘たちに毎日宮崎駿作品の音楽を聞かされているよ」と明かした。

また、日本の映画について聞かれると「宮崎映画はもちろん、ゴジラも好きだしウルトラマンも好き」と回答。そして「ヨーロッパに住んでいると最近の日本の映画を観る機会が少ないんだけど、若手監督の作品に興味がある。日本の若手監督の間にはカウンターカルチャー的なムーブメントが起こっているんじゃないかな。もしそんな人がこの場にいたら伝えたい。このまま作り続けてくれ、とね」とエールを送った。

最後に、タワーレコード店員のエプロンを着てもらうように促されたレフンは快諾しつつ「ということはこのあとここでバイトもしなきゃいけないのかな?」とジョークを飛ばし、「今まで生きてきた中で一番いかした格好をしてるな」とほほえむ。そして長蛇の列を作ったファンたち1人ひとりにサインをし、会場をあとにした。

「ネオン・デーモン」は2017年1月13日より東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国でロードショー。

(c)2016, Space Rocket, Gaumont, Wild Bunch

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