ニコラス・ウィンディング・レフン特集、「プッシャー」など作品別ポスター到着

特集上映「ニコラス・ウィンディング・レフン レトロスペクティブ」の作品別ポスターが到着した。

デンマーク出身の映画監督ニコラス・ウィンディング・レフンの関連作7本を上映する本特集。ラインナップにはレフンが監督した「プッシャー」3部作と「ブロンソン」「ドライヴ」「オンリー・ゴッド」のほか、「オンリー・ゴッド」撮影の裏側にレフンの妻リヴ・コーフィックセンが密着したドキュメンタリー「マイ・ライフ・ディレクテッド・バイ・ニコラス・ウィンディング・レフン」が並んだ。

なお本イベント開催にあたり、ゲームクリエイターの小島秀夫は「プッシャー2」と「プッシャー3」をお気に入りのレフン作品として挙げた。彼は「ご存じのように、レフン監督は、『プッシャー』でメジャー・デビューし、興行的にも作品の評価の面でも成功を収めた。しかし、3作目の英語劇『Fear X』の興行が失敗して、負債を抱えてしまう。起死回生のために企画して創ったのが、『プッシャー』の続編だった」と述べ、「『2』では、1作目の主人公フランクの相棒だったトニーが主役を張っている。演じるのはマッツ・ミケルセン。これでレフン監督は大復活を果たす」とコメントしている。

また映画評論家の滝本誠はお気に入り作品に「プッシャー3」を挙げ、「最後の××の捌き方に惚れ惚れ。匠の技です。処理はゲホゲホ、ですが」と語った。

なお、9月4日23時59分までイラストレーター応援プラットフォーム「GENSEKI」にて本特集上映を記念したイラストコンテストの応募を受け付けている。レフンが審査を行い、最優秀イラストは上映館である東京・シネクイントに掲出される予定だ。

「ニコラス・ウィンディング・レフン レトロスペクティブ」は、9月23日よりシネクイントで3週間にわたって開催される。

ニコラス・ウィンディング・レフン レトロスペクティブ

2022年9月23日（金・祝）～ 東京都 シネクイント
＜上映作品＞
「プッシャー」※R15+指定作品
「プッシャー2」
「プッシャー3」
「ブロンソン」
「ドライヴ」※R15+指定作品
「オンリー・ゴッド」※R15+指定作品
「マイ・ライフ・ディレクテッド・バイ・ニコラス・ウィンディング・レフン」