綾野剛がNYの映画祭で栄誉、「日本で一番悪い奴ら」オープニング上映も決定

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白石和彌が監督を務めた「日本で一番悪い奴ら」が、第15回ニューヨーク・アジア映画祭のオープニング上映作品に決定。あわせて、主演の綾野剛がライジング・スター賞を受賞することが発表された。

「日本で一番悪い奴ら」 (c)2016「日本で一番悪い奴ら」製作委員会

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「日本で一番悪い奴ら」 (c)2016「日本で一番悪い奴ら」製作委員会

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ニューヨーク・アジア映画祭は、北米有数のアジア映画祭。今回は現地時間6月22日から7月9日の期間で開催される。綾野が獲得した同賞は、世界的な活躍が期待される俳優に贈られるもので、過去には山田孝之や長澤まさみ、二階堂ふみ、染谷将太も受賞している。選考理由について、同映画祭ディレクターのサミュエル・ジャミエールは「『日本で一番悪い奴ら』で目の当たりにした綾野さんの妥協のない演技が、ライジング・スター賞授賞の決め手でした」とコメントを寄せている。

「日本で一番悪い奴ら」 (c)2016「日本で一番悪い奴ら」製作委員会

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「日本で一番悪い奴ら」は、実際の事件をもとに、“S”と呼ばれる裏社会のスパイとともに悪事を繰り返す北海道警刑事・諸星要一の半生を描いた物語。6月25日より全国でロードショーとなる。

サミュエル・ジャミエール(ニューヨーク・アジア映画祭ディレクター)コメント

白石和彌監督の「日本で一番悪い奴ら」で目の当たりにした綾野さんの妥協のない演技が、本年の「スクリーン・インターナショナル」のライジング・スター賞の授賞の決め手でした。綾野さんがこれまで演じてきたすべての役柄に、自制と無謀が共存した今作が加わることで、彼のキャリアが完成したといえます。組織的権力の中心にはびこる腐敗を妥協することなく描写した壮絶な主人公の半生は、深作欣二の「仁義なき戦い」のような往年の傑作を想起させます。このような生々しいエネルギーをスクリーンに呼び戻してくれる作品と俳優を発見できたことにワクワクする気持ちが止まりません。

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Pandra @pandrabot

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