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川村元気の小説をもとにした本作は、「この世界から大切なものをひとつ消すことと引き換えに1日の命をもらえる」という契約を結んだ、余命わずかな郵便配達員“僕”の決断を描く。佐藤は“僕”と契約相手“悪魔”の2役を演じ、宮崎が元恋人の“彼女”に扮している。
会場の大須商店街ふれあい広場は、巨大招き猫があることで知られている。今回は“僕”の愛猫・キャベツがタオルを被る劇中シーンにちなみ、巨大招き猫も“ほっかむり猫”姿に。それを見た佐藤は「すごく楽しみにしていましたし、かわいい! ただ、工事中みたいですね(笑)」と会場の笑いを誘う。また宮崎も「明日以降もこのままでいてほしいです」と喜んだ。
佐藤は今回初共演した宮崎を、「猫みたいな人ですね」と話す。一方宮崎は、佐藤について「一緒にいると人の心が読めるのかと思うくらいじっと見ているときがあって、すごい! うれしいことがあったときに、気持ちを当てられました」と明かす。すると佐藤が「スキップしていたのですぐわかりますよね」とツッコミを入れた。
「“僕”と“悪魔”の2役を演じ、自分と自分が会話するシーンが多く、出ずっぱりで大変でした」と振り返る佐藤は、この映画を「自信のある作品であり、僕の勝負作だと思っています」と語る。そして「自分にとって本当に大切なものは何かを見つけていく映画です。映画を観終わったあと、温かい気持ちになれます。大切な方と一緒に観てください」と観客へ訴えかけた。また宮崎は「原作と違う魅力として、映画になったことで音楽や映像の素晴らしさが楽しめると思います。ぜひ劇場でご覧になってください」と作品をアピールした。
「世界から猫が消えたなら」は明日5月14日より全国ロードショー。
※宮崎あおいの崎は立つ崎(たつさき)が正式表記
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秋本美桜 @sexy_graffiti_x
「世界から猫が消えたなら」劇中シーンを巨大招き猫で再現、佐藤健「工事中みたい」 - 映画ナタリー https://t.co/gtdL9bHiip