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「ピンクとグレー」中島裕翔が見せた“むき出し”の演技を加藤シゲアキが賞賛

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行定勲

行定勲

ピンクとグレー」の大ヒット御礼舞台挨拶が本日1月24日、東京・お台場シネマメディアージュにて行われ、主演の中島裕翔、原作者の加藤シゲアキ、監督の行定勲が登壇した。

カリスマ的人気を誇りながら突如謎の死を遂げる俳優・白木蓮吾を軸にした本作は、芸能界の嘘とリアルをえぐり出す青春ドラマ。蓮吾に扮する中島のほかに菅田将暉、夏帆、岸井ゆきの、柳楽優弥、小林涼子らが出演する。

会場の後方から中島と加藤が登場すると、観客からは黄色い歓声が上がる。その後ASIAN KUNG-FU GENERATIONによる同作の主題歌「Right Now」が流れる中、客席を通りながら舞台へと向かう2人が、劇場の中央で軽くハイタッチを交わすと場内のボルテージは最高潮に。その光景に行定は「コンサートみたい。アジカンの曲の違和感がすごかった。Hey! Say! JUMPNEWSの歌を主題歌にすればよかったかな」と冗談交じりに述べ、圧倒された様子を見せた。

現在、3億5千万円を越える興行収入を記録していることをMCから聞いた中島は「まだピンときてません。すごいことだというのはわかるんですけど……自分の気持ちが追いついてないです」とコメント。「でも、前から24日のスケジュールに大ヒット御礼舞台挨拶が入っていて、そのときに『大ヒットしてなかったらどうしよう』と思っていたので、いまはホッとしてます」とはにかみ、会場をざわつかせる。

事務所の先輩である加藤の小説が原作であることに対して中島は「先輩の作品ということでプレッシャーは感じていました。でも映画ならではの仕掛けなどもあり、プレッシャーと挑戦の狭間にいた感じです」と振り返る。その言葉に加藤は「裕翔本人の口から主演を務めることを初めて聞いたんですけど、『えっ!?』とは思わず、すんなりと受け入れられた」と裏話を披露し、「完成品を観ても期待は裏切られなかった」と述懐した。

原作小説に関して「むき出しで書いた」と語る加藤は、「裕翔にもむき出しで演じてほしいと思っていました」と明かす。「それは直接裕翔には伝えませんでしたけど、映画の中で精神的にも直接的にもフルチンでがんばってたのでよかったです」と言葉を続ける加藤に、中島は「フルチンでがんばりました!」と冗談を織り交ぜつつ返答し、「加藤くんの思いを聞けてうれしい」と声を弾ませる。

現在の心境を聞かれた加藤は「この映画が裕翔の代表作になってほしいという願いがありました。そのような作品になったのかなと思っています」と述べ、行定は「中島裕翔でよかった。撮っていて本当に楽しくて、若い俳優と一緒に仕事をするのはいいもんだなと思わせてくれた彼に感謝しています」とそれぞれに思いを述べる。2人の言葉に恐縮した様子を見せる中島は「色んな人が支えてくれたおかげで主演を務められたし、作品が大きくなっていったのだと思っています。観客の皆さん、スタッフの方々など皆に感謝したいです」と語り、観客に向かって深々と頭を下げた。

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