LAパンク、ハードコア、メタル詰め込んだ音楽ドキュメンタリーシリーズ日本再上陸

3部構成の音楽ドキュメンタリーシリーズ「ザ・デクライン」「ザ・メタルイヤーズ」「ザ・デクラインIII」の日本公開が決定した。

「ウェインズ・ワールド」のペネロープ・スフィーリスがメガホンを取り、「西洋文明の衰退」という意味の原題を持つこのシリーズは、1980年代から1990年代後半にかけてのロサンゼルスの音楽シーンに注目したロックドキュメンタリー。1980年に製作され、日本では1986年に公開された第1弾「ザ・デクライン」は、LAパンクとハードコアの世界を描いた作品。ブラック・フラッグやジャームスらが登場する。そして1988年の第2弾「ザ・メタルイヤーズ」のテーマはメタル。スティーヴン・タイラー、ジョー・ペリー、アリス・クーパー、ジーン・シモンズらの姿を観ることができる。そしてこのたび日本初公開となる、1998年に製作された「ザ・デクラインIII」は、ロサンゼルスで明日なき生活を送る“ガターパンクス”の生態をおさめている。

「ザ・デクライン」シリーズは、3月19日より東京・新宿シネマカリテにて、3月26日より東京・渋谷HUMAXシネマにて各作品1週間ずつ上映される。