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本作は19世紀初頭、捕鯨船エセックス号の乗組員を襲った悲劇を描くヒューマンドラマ。体長30mの巨大な鯨と遭遇し、母船を失ったヘムズワース扮する一等航海士オーウェン・チェイスら船員たちが、過酷な漂流生活を強いられていくさまを追う。
レッドカーペットが敷かれた会場には、世界中から200人を超えるマスコミが集結。アニメ「TIGER & BUNNY」の実写化作品で製作総指揮を執るハワードは「今回は日本に行けなくて残念だけど、またお会いできるのを楽しみにしているよ。ぜひ『白鯨との闘い』を劇場で観てください!」と日本の観客にラブコールを送る。ヘムズワースも日本のファンに向け「コンニチハ! アリガトウ!」と日本語で挨拶。「日本はとても美しいところだし人々も優しい。和食ももちろん大好きさ」と笑顔で言葉を重ねる。
新しい「スパイダーマン」シリーズの主演に抜擢され、注目を集めるホランドは「クリス・ヘムズワースをはじめとした素晴らしい先輩たちと、たくさんの名作を生み出してきたロンと一緒に仕事ができて幸せだよ」とコメント。「毎日多くのことを学び、この作品は僕の人生の中でも大きなターニングポイントとなった。これからの映画人生の中で何をしたいかが明確になったんだ」と語り、誇らしげな様子を見せた。
キャスト陣がリアルな漂流生活を再現するために、過酷な減量に挑んだという本作。ヘムズワースは「一番つらかったのはダイエットだね。でも、実話を描くためには必要な過程だから避けては通れないことはわかっていた」と作品に込めた思いを熱弁する。続けて「撮影が終わったときには、パスタとピザを食べたよ。一番食べちゃいけないものだったからね」と冗談交じりに振り返る。その言葉に対してハワードは「キャストのみんなは本当に過酷だったはずさ。僕は普段撮影中に怒鳴ったりしないんだけど、キャストの前でピザを食べていたスタッフには怒鳴ったりもしたよ」と笑顔を見せつつ、現場の裏話を明かした。
「白鯨との闘い」は、1月16日より東京・新宿ピカデリーほか全国で2D / 3Dロードショー。
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- 「白鯨との闘い」公式サイト
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C・ヘムズワース「一番つらかったのは減量」と激白、「白鯨との闘い」NYプレミア - 映画ナタリー https://t.co/GUSelpNVcw