クリストファー・ノーラン監督作「メメント」のリメイク版製作へ

クリストファー・ノーランの監督作「メメント」がリメイクされると、Indiewireが報じた。

リメイクにあたり出資・製作を担うのはAMBI Pictures。AMBI Group代表のアンドレア・イェルヴォリーノ氏は「『メメント』は一貫して最高の映画の1つであり続けている。ノーランの功績のおかげで高いハードルがセットされた」とコメントを寄せた。キャストや製作チーム、また完全なるリメイクか続編になるかという詳細は未定とのこと。なお同社はほかにも、「ドニー・ダーコ」「ラッシュ／プライドと友情」「スライディング・ドア」といった作品のリメイク権も所有している。

ガイ・ピアースを主演に迎えて2000年に製作された「メメント」は、10分しか記憶を保てないという記憶障害に苦しむ男が、妻を殺害した犯人探しに身を投じる復讐譚。時間軸をさかのぼって描くという技巧を凝らした演出が話題となり、2001年の日本公開時に驚異的なヒットを記録した。