アン・ハサウェイ、デ・ニーロとの初共演を「最初は息もできなかった」と回想

「マイ・インターン」のニューヨークプレミアが現地時間9月21日にアメリカのジーグフェルドシアターで行われ、アン・ハサウェイ、ロバート・デ・ニーロらが登壇した。

本作は、ファッションサイトの社長ジュールズと“シニア”インターンのベンが、立場や年齢、性別を超えた友情で結ばれていくさまを描くヒューマンドラマ。ジュールズをハサウェイ、ベンをデ・ニーロが演じ、監督を「恋愛適齢期」「ホリデイ」のナンシー・マイヤーズが務めている。

プレミア会場に登場したハサウェイは、「日本の皆さん、『マイ・インターン』の公開を楽しみに待っていてくれてありがとう！ この映画はハートウォーミングで、オシャレなファッション満載で、くすっと笑えるシーンもあるし、大切なことを教えてくれるの。その上、ロバート・デ・ニーロがいるのよ！」と日本のファンへメッセージを寄せた。デ・ニーロとの初共演について聞かれると、「最初は緊張で息をすることすらできなかったけど、だんだんなじんでいって、彼のおかげで息のあった演技ができるようになったわ。彼は本当に愛すべき人で、仕事に対する意識も共通していたの」と敬意を表した。

そんなデ・ニーロが姿を見せると、集まった世界中のマスコミから「デ・ニーロ！ デ・ニーロ！」とコールが飛ぶ。公の場でインタビューを受けないことが多いデ・ニーロだが、「歳をとっても人は働くべきですか？」という問いかけに対し、「Yes」と笑顔を浮かべながら答えて会場を沸かせた。

マイヤーズは撮影にあたり、「まったく大変ではなく楽しかったわ。2人とも素晴らしい俳優だけど、名誉や肩書はなしで、作品の中ではアンはジュールズだし、ロバートはベンよ」と回想。また劇中に「サヨナラ」というセリフが出てくる理由について、「普段、親友との食事のあとなどに日常的に交わす挨拶で、温かいイメージだったのでそこからヒントを得て使ったのよ」と明かした。

「マイ・インターン」は10月10日より東京・新宿ピカデリーほかにて全国ロードショー。