9月20日、第8回したまちコメディ映画祭in台東にて「
これは、吹替の魅了を広く伝えることを目指す“凄ワザ”吹替えプロジェクトの第1弾。マペットと人間が共演するクライムコメディ「スサミ・ストリート全員集合 ~または“パペット・フィクション”ともいう~」の吹替版が、スクリーンにかけられた。
上映後には、同作でキャラクターに声を当てた羽佐間道夫、
上映作品の字幕版と吹替版の見比べも行われ、字幕版を観た羽佐間は「絶対に吹替のほうが面白い」と断言。とりが「今回は目一杯遊んで、というか自由に演じていただいている」とキャスト陣を評すと、羽佐間からは「とりさんがけっこう(セリフを)入れてるんですよ、人のせいにして」と裏側を暴露する。羽佐間に同調した大塚が「僕もほとんどアドリブめいたことをやっていない」と述べると、とりは「大塚さんのキャラクターがバイクに乗っているシーン、脚本には『ボーン・トゥ・ビー・ワイルド』を歌うなんて一言も書いてないですけどね」と応戦し、会場の笑いを誘う。
最後に吹替の魅力を聞かれた声優陣たちが、それぞれの見解をコメント。安原が「“オリジナルを超える”ということもありえる業界。声を当てることを簡単に考えないで、周りと交流しながらいいものを作っていきたい」と語ると、その言葉を受けた大塚も「吹替の対象になる役者の演技を『強化してやる、膨らませてやる、超えてやる』という意気を持った人たちが集まれば、もとの作品以上に素晴らしいものを生み出せる」と吹替にかける思いを明かした。
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- 第8回したまちコメディ映画祭in台東|2015/9/18-22
- Fukikaeru-Daisakusen 公式サイト
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