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中村倫也が主演作携えモントリオールへ、「ボンジュール!!」と挨拶し客席沸かす

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モントリオール世界映画祭にて。左から映画祭主催者のセルジュ・ロジーク、中村倫也。

モントリオール世界映画祭にて。左から映画祭主催者のセルジュ・ロジーク、中村倫也。

現地時間9月6日および7日、カナダで開催中の第39回モントリオール世界映画祭にて「星ガ丘ワンダーランド」の上映とティーチインが行われ、監督の柳沢翔と主演の中村倫也が出席した。

同映画祭のファーストフィルム・ワールドコンペティション長編部門に正式招待され、ワールドプレミア上映を迎えた本作。上映後のティーチインにて、中村が「ボンジュール!!」「ジュスイ、トモヤ・ナカムラ、オ ヴォワー!!」と元気よく挨拶すると、客席からは笑いが起こる。

続いて質疑応答へ。光を映し出す映像に驚いた観客からの質問に、柳沢は「実は壊れたカメラを使って、そこにさらに3、4枚のフィルタを通して撮影してみました。中盤からはファンタジックな映像を撮りたかったので、カメラマンのアイデアも取り入れてやってみることができたのでとても満足です」と答える。ほかの観客からは「フランソワ・トリュフォーを彷彿とさせる映像」との声も。柳沢は「重要なシーンはワンカットで長回しをするようにしました。まさかこんなふうに褒めていただけるとは。カナダに来てよかったです」と喜びを語った。

また観客から中村へは賞賛の声とともに「日本人の俳優はよく知らないが、キャリアを教えてほしい」と質問が。それを受けて中村は「褒めてくれてありがとうございます」と感謝を述べながら「10年のキャリアがあり、演劇に携わらせていただくことが多かったのですが、このような映画らしい映画に出ることができてとてもうれしいです」と自身の経歴を説明する。さらに別の観客からは「とても素敵な映像で、色使いが素敵です。日本映画はとても好きですが、これが一番素晴らしいと思いました」と感想が述べられるなど、盛況のうちにティーチインは終了した。

「星ガ丘ワンダーランド」は、星ガ丘駅の落とし物預かり所で働く青年・温人の人生が、母親の自殺をきっかけに少しずつ変化していくさまを描いたもの。温人を中村が演じ、共演には佐々木希、木村佳乃、菅田将暉、杏、市原隼人、新井浩文、松重豊が名を連ねる。2016年に全国でロードショー。

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