清野菜名が血まみれアクション披露、押井守「東京無国籍少女」最新予告編

押井守がメガホンを取った実写映画「東京無国籍少女」の最新版予告編が、公式サイトおよびYouTubeにて公開された。

「東京無国籍少女」は、女子美術高等専門学校を舞台にしたサスペンススリラー。心に傷を抱え、不眠や耳鳴りに悩まされる生徒・藍が、不可解な出来事を経て覚醒していくさまを追う。本作で映画初出演を務める清野菜名が藍を演じ、金子ノブアキ、りりィ、本田博太郎ら個性豊かな面々が脇を固める。　

予告編には、周囲から孤立している清野の様子や、彼女を疎ましく思っている金子演じる担任教師の姿などが収められる。また学校を舞台にした銃撃戦の模様も捉えられており、血まみれの清野が激しいアクションを繰り広げていく。

スイスのヌシャテル国際ファンタスティック映画祭、カナダのファンタジア国際映画祭ほか多数の映画祭に出品されている同作。宮藤官九郎の監督最新作「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」への出演も決まっている清野は「初主演映画が、海外映画祭から招待されているのは大変光栄です。カンヌ映画祭のマーケットで、アクションシーンの映像を観た海外の映画祭や配給会社からのオファーや問い合わせが届いていると聞きました」と喜びを明かす。また「ラスト15分のクライマックスシーンの撮影の時は、集中力が高まっていくなかで、周囲がゆっくりと動いているような感覚を、初めて感じました。吹き替え無しのアクションに期待して欲しいです。海外の反応も楽しみですが、日本の皆さんにもぜひご期待頂きたいです!!」と撮影当時を振り返りつつ、観客に呼びかけている。

「東京無国籍少女」は、7月25日より東京・新宿バルト9ほかにて全国ロードショー。