孤児と野犬が心を通わせアルプスに挑む「ベル＆セバスチャン」新着写真

9月19日に東京・新宿武蔵野館にて封切られる「ベル＆セバスチャン」のポスタービジュアルと新たな場面写真が公開された。

「ベル＆セバスチャン」は、冒険家としても活動するフランス人監督ニコラ・ヴァニエがメガホンを取ったハートフルドラマ。原作はセシル・オーブリーの児童文学で、1981年には日本で「名犬ジョリィ」の名前でテレビアニメ化もされている。アルプスの麓にある小さな村を舞台に、ナチスに追われるユダヤ人一家を救うため冬のアルプス越えに挑む孤児のセバスチャンと野犬ベルの姿を描く。

「その先の希望へ──」という印象的なコピーが添えられたポスターに収められているのは、セバスチャンとベルが山を下っていく姿。また新たに解禁された場面写真では、セバスチャンと薄汚れたベルが寝てしまっている様子や河原で見つめ合う光景、そして大人の男に取り囲まれたセバスチャンの不安げな表情などが切り取られている。

セバスチャン役はこれが映画初出演のフェリックス・ボシュエ、ほかのキャストは「テイキング・ライブス」のチェッキー・カリョ、「オーロラ」のマルゴ・シャトリエなど。