渡り鳥とともに空へ、ほぼCGなしで撮影された「グランド・ジャーニー」本編映像

「グランド・ジャーニー」の本編映像の一部が、YouTubeで公開された。

「ベル＆セバスチャン」のニコラス・ヴァニエが監督を務めた本作は、気象学者であり鳥類愛好家であるクリスチャン・ムレクの実話をもとにした物語。絶滅危惧種の渡り鳥に安全なルートを教えるため、鳥たちとともにノルウェーからフランスまで超軽量飛行機で飛行しようとする父と子の旅が描かれる。ジャン＝ポール・ルーヴが父クリスチャン、ルイ・バスケスが息子トマを演じた。

映像には、ほとんどCGを使用せずに撮影された飛行シーンを収録。バスケスは「超軽量飛行機（ULM）で飛ぶのは本当にすごいよ。誰でも経験できることじゃない。普段とは違う視点から景色を見られるんだ」と回想する。また「クリスチャン・ムレクは優しくて必要なことを教えてくれるから、一緒に飛ぶと安心だし『ほら、家の上の草が見えただろう！』なんて説明してくれるんだ」と話し、「カリガネたちと飛ぶのはとても面白くて、本当にすぐそばを飛んでいるんだ。鳥の筋肉が動くところも見られるんだよ！」と興奮気味に振り返った。

「グランド・ジャーニー」は、7月23日より東京・新宿バルト9ほか全国でロードショー。