全国公開に先駆けて、去る5月1日にプレミアム先行試写会が東京・ユーロライブで行われ、上映後のトークイベントには戦場カメラマンの渡部陽一、タレント・歌手・映画コメンテーターのLiLiCoが登壇した。同試写会には映画ナタリーの読者も参加。本編を観たばかりの参加者による感想を一部抜粋して紹介する。
人間愛・勇気・行動に涙が溢れる、唯一無二の作品
劇中では、ミラーが「撮られる側ではなく、撮る側でありたい」という信念を貫き、写真家としての才能を開花させ、強い使命感とともに戦争の最前線を駆け抜ける姿が切り取られていく。観客からは「リー・ミラーの人間愛と勇気と行動には言葉の代わりに涙が溢れました。唯一無二の作品だと思います」「素直に出会えてよかったです。戦地で見えない傷を背負いながらそれでも伝え続けてくれる方々の思いをきちんとこれからも受け止めていきたい。その場を生きる人の思いを離れすぎて鈍感になってしまっている自分にも釘を刺された気がします」との感想が届いた。さらに「戦闘シーンを描かずとも戦争の残酷さを伝える新しい戦争映画だとも思った」「教科書では学び足りないまさしくリアルな歴史がこの映画には詰まっていました」との声も多くあった。
ケイト・ウィンスレットの本気度が伝わる力作
ウィンスレットは、リーの波乱に満ちた生涯に深い感銘を受け、8年以上の歳月を費やしてその人生を映画にした。細部に至るまで愛と誠意が込められた同作に関して、「ケイト・ウィンスレットの強い意思とリー・ミラーの精神が共鳴した映画だった」「本気度がビシバシ伝わってくる力作」「真実を伝えるべく生死の狭間という極限状況のなか、シャッターを押し続けたリー・ミラーの写真のごとく、ケイト・ウィンスレットの迫真に迫る情熱的な演技が本当に素晴らしかったです」と観客は絶賛する。また「ここまで強く美しいケイトを観ることが出来ると思っていませんでした。同じ女性として励まされ、背中を押された気がしました」「戦争という分断の中に女性たちの共鳴が徹底的に描き込まれていて尊かったです。女性はすぐに共感するけれどそれでは解決にならないとしばしば言われますが、共感によってリーやケイト・ウィンスレットが傑作を生み出したことに元気づけられました」とのメッセージも寄せられた。「リー・ミラー 彼女の瞳が映す世界」は全国でロードショー。「エターナル・サンシャイン」の撮影監督である
<PR>映画「リー・ミラー 彼女の瞳が映す世界」
映画ナタリー @eiga_natalie
5/9(金)公開
映画「リー・ミラー 彼女の瞳が映す世界」
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「唯一無二の作品」「新しい戦争映画」
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