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星野源、尾野真千子らが息を吹き込むパペットアニメ、上映に向けて支援者募る

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「ちえりとチェリー」ビジュアル (c)「ちえりとチェリー」製作委員会

「ちえりとチェリー」ビジュアル (c)「ちえりとチェリー」製作委員会

アニメ映画「ちえりとチェリー」が今秋に予定している上映の実現に向け、支援者を募るプロジェクトを本日5月28日よりスタートした。

「ちえりとチェリー」は、2010年の劇場版「チェブラーシカ」で監督を務めた中村誠によるパペットアニメーション。本作のキャラクターデザインは、オリジナル版の「チェブラーシカ」や「ミトン」の美術監督であるレオニード・シュワルツマンらが担当した。

主人公の少女ちえりは、父の実家で見つけたぬいぐるみをチェリーと名付け、唯一の友達として大事にしている。彼女の空想の中では生き生きと動き、共に遊び、ときには守ってくれるチェリー。現実と空想の狭間で起こる不思議な出来事を通じて、少女の心の成長を描く。

声優には、ヒロインのちえり役に高森奈津美、チェリー役には星野源が起用された。そのほか尾野真千子栗田貫一サンドウィッチマンらバラエティ豊かなキャストが脇を固めている。

クラウドファンディングサイト「Makuake」上で開始した同プロジェクトでは、目標額を500万円に設定。7月末まで支援を受け付けており、サポートの額に応じて本作を収めた非売品のDVDや特製Tシャツのプレゼント、本編エンドロールへの名前のクレジットといった特典が用意されている。詳細はプロジェクトのページにて確認を。

高森奈津美 コメント

「ちえりとチェリー」は、とてもキラキラした作品です。人は自然と変わっていくところが有ると思うのですが、その中でも人それぞれ絶対に変わらないところが有ると思うんです。ちえりも映画の中で大事にもっている宝物のようなものが有るのですが、それを、「絶対になくならない、変わらないものだよ」というメッセージの映画のように思います。皆さんも映画を観ていただけましたら、是非、ちえりと一緒に、皆さんの中にある宝物のようなものの存在を感じていただけたら嬉しいです。

星野源 コメント

今回、パペットアニメーションの声を当てさせて頂くのは初めてでしたが、中村監督、そして主演のちえり役の高森さん、そして、出演者の皆さんと一緒に、凄く楽しく、収録をすることができました。「ちえりとチェリー」は、凄くかわいくて、凄く感動できるお話になっていると思います。是非皆さん、楽しんで頂けたらと思います。

中村誠 コメント

「ちえりとチェリー」を作り始める少し前、私は母親を亡くしました。決して褒められたような親子関係ではありませんでしたが、それでも自分と世界を繋いでいた何かの線がふっつりと切られてしまったような喪失感がありました。それから、「命とは何なのだろう」ということを漠然と考えはじめました。企画のスタートとほぼ時期を同じくして、あの東日本大震災がありました。多くの人が被災しているのを見ながら、そして私と同じように、大きな喪失感を感じているだろう人たちに対して、「物を作る人間は何が出来るのだろう?」ということも考えました。その中で生まれた物語が、「ちえりとチェリー」です。この映画が皆さんの元に届くことを願っています。

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