「リトルプリンス」上映で、鈴木梨央、瀬戸朝香、津川雅彦が初カンヌを堪能

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リトルプリンス 星の王子さまと私」が第68回カンヌ国際映画祭の特別招待作品として現地時間5月22日に上映され、日本語吹き替えキャストの鈴木梨央瀬戸朝香津川雅彦がフォトコールとレッドカーペットに参加した。

「リトルプリンス 星の王子さまと私」フォトコールの様子。左から瀬戸朝香、鈴木梨央、津川雅彦、マーク・オズボーン。(c)Kazuko Wakayama

「リトルプリンス 星の王子さまと私」フォトコールの様子。左から瀬戸朝香、鈴木梨央、津川雅彦、マーク・オズボーン。(c)Kazuko Wakayama

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上から時計回りにマーク・オズボーン、津川雅彦、鈴木梨央、マッケンジー・フォイ。(c)Kazuko Wakayama

上から時計回りにマーク・オズボーン、津川雅彦、鈴木梨央、マッケンジー・フォイ。(c)Kazuko Wakayama[拡大]

本作は、アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリによる小説「星の王子さま」のその後を描くオリジナルストーリー。劇中で主人公の女の子の吹き替えを担当した現在10歳の鈴木は、初めて訪れる海外やカンヌ映画祭に「すごい! 初めてのことだらけでした」と感激の様子。女の子のお母さん役を務めた瀬戸朝香は、「女優を20年以上続けて来たけど、いつかカンヌ国際映画祭に参加したいと願っていたので、自分が本当にここにいるんだと思うと夢のような気持ちでいっぱいです」と喜びを噛みしめる。

「リトルプリンス 星の王子さまと私」フォトコールの様子。左からライリー・オズボーン、マーク・オズボーン、鈴木梨央、マッケンジー・フォイ。(c)Kazuko Wakayama

「リトルプリンス 星の王子さまと私」フォトコールの様子。左からライリー・オズボーン、マーク・オズボーン、鈴木梨央、マッケンジー・フォイ。(c)Kazuko Wakayama[拡大]

同日夜に行われたレッドカーペットにて、真っ赤な着物で会場の注目を集めた鈴木は初めての体験に「心臓が出そうになったくらい緊張した」と子供らしい感想を述べる一方、カンヌの美しい土地柄については「プライベートで1カ月くらい行きたい」と大人顔負けのコメント。75歳にしてカンヌ初参加となった津川は上映後、「映画祭そのものが初めての経験でしたが映画の好きな人がたくさん集まってるんだなという雰囲気がとてもうれしかったです」と話し、今後については「監督として来る可能性もあるかも」と意欲を見せた。

「リトルプリンス 星の王子さまと私」レッドカーペットでの様子。左から瀬戸朝香、鈴木梨央、津川雅彦。(c)Kazuko Wakayama

「リトルプリンス 星の王子さまと私」レッドカーペットでの様子。左から瀬戸朝香、鈴木梨央、津川雅彦。(c)Kazuko Wakayama[拡大]

この日は、本作のアメリカ、フランス、ベルギーなど各国の吹き替えキャストが集結し、日本勢も世界の俳優陣と初対面を果たした。鈴木はアメリカ版で女の子の声を演じるマッケンジー・フォイと共に記念撮影をして「英語版を観ていたら自分と同い年くらいだと思っていたけど、年齢を聞いたら14歳だというのがわかって驚きました。とても可愛かったです。英語で自己紹介もできました!」と興奮気味に話す。一緒にレッドカーペットを歩いた後は「すごく憧れます。いつか彼女のようになれたらいいです」と胸のうちを明かした。対するマッケンジー・フォイも日本のメディアから鈴木について聞かれると「彼女はとてもかわいかった!」と元気に答えた。

「リトルプリンス 星の王子さまと私」は11月より全国ロードショー。

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