無垢なAIロボットがギャングになって敵と戦う、「チャッピー」特報映像

5月23日に公開される「チャッピー」の特報映像が到着した。

「チャッピー」は犯罪が多発する都市を舞台に、警察官の代替として生まれたAI（人工知能）搭載型のロボット、チャッピーの成長を活写したSFアクション。監督は「第9地区」「エリジウム」で知られるニール・ブロムカンプが務めた。

特別映像には本編の一部やメイキングのほか、ブロムカンプをはじめスタッフや俳優たちのインタビューを収録している。モーションキャプチャを使いチャッピーの体の動きを演じたシャールト・コプリーは「観客はチャッピーを通して、人間のさまざまな感情を体験することになる」と、ロボットでありながらも人間味を持ったチャッピーの魅力をアピールした。

またチャッピーが、ギャングにさらわれたことをきっかけに、チェーンのネックレスを身につけボディにペイントを施した姿で犯罪に手を染める場面も登場。無垢で影響を受けやすいチャッピーの様子が切り取られている。そして終盤には、ギャングに「死にたくないなら戦うんだ」と促されて銃を手にしたチャッピーが、自分の存在を脅かす巨大ロボットに立ち向かうさまが描かれる。チャッピーの戦いはどのような結末を迎えるのか、劇場に足を運んで見届けよう。