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名取事務所「奈落のシャイロック」、題材は二代目市川左團次「ヴェニスの商人」

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名取事務所製作による「奈落のシャイロック」が、10月13日から22日まで東京・小劇場B1にて上演される。

作を堤春恵、演出を小笠原響が手がける本作は、1907年明治座を舞台に、歌舞伎俳優の二代目市川左團次、劇作家・演出家の松居松葉、九代目市川團十郎の娘であり、女優の市川旭梅を主軸とした物語。左團次主演、松居演出「ヴェニスの商人」に劇場関係者が反発したことにより、観客を巻き込んだ暴動が発生。奈落に避難した左團次、松居、市川の3人は、日本の演劇が抱える問題に直面することになる。

本作には劇団俳優座の千賀功嗣や、吉野悠我新井純、森尾舞、本田次布、劇団前進座の志村智雄が出演。また10月14日14:00開演回終演後、パネラーに作家の堤、演出の小笠原、出演者の森尾や、小川幹雄、名取敏行、藤井慎太郎を招いたシンポジウム「グロバリゼーションと演劇・文化の多様性」が開催される。

名取事務所「奈落のシャイロック」

2017年10月13日(金)~22日(日)
東京都 小劇場B1

作:堤春恵
演出:小笠原響
出演:千賀功嗣、吉野悠我新井純、森尾舞、本田次布、志村智雄

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