「ハナタレナックスEX」第3弾が2月に放送！「全国放送とか勘弁して」

「『ハナタレナックス』EX（特別編）世界遺産・知床をゆく チームナックス5人旅～絶景＋秘湯×北海道グルメ＝珍道中？～」が2月12日にテレビ朝日系で放送される。その告知番組の公開収録が、昨日1月5日に都内の知床料理店「しれとこ」にて行われた。

「『ハナタレナックス』EX～」は、HTB北海道テレビ制作によるTEAM NACSの冠番組「ハナタレナックス」の、全国ネット特別番組の第3弾。TEAM NACSの森崎博之、安田顕、戸次重幸、大泉洋、音尾琢真の5人が、あるゲームのルールに則りながら1泊2日の北海道ドライブ旅を楽しむ姿を追う。第1弾では函館、第2弾では十勝を訪れ、第3弾では知床が舞台となった。

昨日の告知番組の公開収録では、カニやホッケなど、海の幸を中心とした知床料理をメンバーが食べながら、収録を振り返る形で展開した。普段の収録では、5人がぶっちゃけトークを繰り広げ、NGワードをうまく“編集”し放送しているという「ハナタレナックス」。ずらり囲んだ記者たちを前に、「記者さんは笑わないからなあ」「余計なことは話せない」「やりづらいよ！」とメンバーの最初の反応はいまいちだったが、酒が入り、料理が次々と運ばれてくると、次第に舌も滑らかになっていった。

まず司会者から、放送への思いを聞かれた安田は「これからオンエアになるということですが、なんとか指し止めていただきたいですね」とスッパリ。「それは無理だな」と森崎が応じると、「その理由は、まあ見てください」と安田が含みのある笑顔を見せる。

知床を訪れるのは3回目だったと語る森崎は「同じ北海道にいながらなかなか行かないし、しかも今回はオフシーズンの知床ってことで、見るところがないんじゃないかと思ったけど、逆に“ならでは”の知床が見られたんじゃないかな」と言い、「目の前を野生動物が横切ったり、自然の中にこちらがお邪魔してるみたいな。あの、安田さんと僕が乗ってた車の前を横切った鹿はデカかったねえ！」と収録を振り返ると、メンバーが口々に「あの鹿はすごかった！」「デカかった！」と盛り上がる。

続けて、記者から自分以外のメンバーの見どころを聞かれた音尾は「ありません！」と即答。すると大泉が「そんなことはないでしょう」と軽くたしなめつつ、「まあ今回のロケを通じてね、我々5人の人間の小ささが出てたと思う。音尾琢真って意外と小さいなあっていうのが今回の見どころですね」とツッコみ、森崎、戸次、安田が「ああー」と応じる一幕も。

また、実は本番組の撮影前日に大河ドラマの打ち上げがあり、酒が抜けない状態で撮影に臨んだ大泉。記者からそのことについてツッコまれた大泉は「いつもはそんなことはないんですよ」と弁解しつつ、「でも今回のVTRを見たけど一番面白かったのは酔っている私でしたね。どうも酒が覚めてからがいまいち弾けないものがあって。酔拳みたいなね。……でもまああんまり見ないですよね、ベロベロに酔って収録に臨んでいる姿って」と自虐コメントを繰り広げ、メンバーと記者を大爆笑させた。さらに「誤解を恐れずに言えば、私たちは『ハナタレナックス』って番組は誰も見てないと思ってやってるんです。だから全国放送とか……勘弁してほしいんだよね、本当はね。でもHTBはしたいんですよねえ。我々的にはあんまりいいことはないんだけど」と、そばにいた番組プロデューサーに視線を送り、プロデューサーを苦笑いさせた。

昨年2016年に活動20周年を迎えたTEAM NACS。2017年の抱負を聞かれたメンバーが、「去年はたくさん会ったなあ」「今年はなるべく会いたくない」「（会うときと会わないの）バランスが大事」と口々に答える中、森崎が「2018年に本公演を予定しているので、それに向けて蓄えるときっていうか、それぞれの充電期間の年かなと思います」とリーダーらしい発言で、会見を締めくくった。

「『ハナタレナックス』EX（特別編）世界遺産・知床をゆく チームナックス5人旅～絶景＋秘湯×北海道グルメ＝珍道中？～」は、TEAM NACSのメンバーが知床を“よりディープに”楽しむために用意された「看板探し」ゲームを通して、知床ならではの自然やグルメ、地元の人々との交流を楽しむ姿を追ったバラエティ番組。2台に分かれた車の中で、メンバー同士の愚痴や本音、バカ話がゆるゆると展開する。キャッチコピーになっている「悠久の大自然を迷走する、ちっぽけな5人の男たち」の姿を、ぜひ見てみては。