「ロミジュリ」開幕、演出の藤田貴大＆ロミオ役青柳いづみがコメント

マームとジプシーの藤田貴大演出による「ロミオとジュリエット」が、昨日12月10日に開幕した。

開幕に際し、藤田は「こまかく時間をかけてつくっています。すべて直接、見てみないとわからないものを、空間としてつくっていますので、ぜひ劇場へ」とコメント。ロミオ役を演じる青柳いづみは「忘れたくないこと、決して忘れられないこと。400年以上繰り返し語られてきた物語を、わたし達はまた繰り返す。繰り返されたその先に、何があるだろう。何が見えるだろう。劇場という場所で、わたし達は何ができるだろう」と作品への思いを寄せた。

ロミオとジュリエットの2人が死に至るまでの5日間を、ロミオ役を女性に置き換え、“少女達の衝動的な時間”として描く本作。ロミオ役の青柳をはじめ、ジュリエット役を初舞台の豊田エリー、パリス役を川崎ゆり子、マキューシオ役を菊池明明、ティボルト役を尾野島慎太朗が演じている。公演は12月21日まで、東京・東京芸術劇場 プレイハウスにて。