明治座「祇園の姉妹」開幕、初舞台の剛力彩芽「優しく見守って」

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「祇園の姉妹(ぎおんのきょうだい)」が、昨日11月4日に東京・明治座で開幕した。

明治座十一月公演「祇園の姉妹」囲み取材の様子。左から剛力彩芽、葛山信吾、松平健、山本陽子、檀れい。

明治座十一月公演「祇園の姉妹」囲み取材の様子。左から剛力彩芽、葛山信吾、松平健、山本陽子、檀れい。

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明治座十一月公演「祇園の姉妹」チラシ表

明治座十一月公演「祇園の姉妹」チラシ表[拡大]

1936年に発表された溝口健二監督の同名映画を原作とする本作。京都・祇園を舞台に、運命に翻弄される姉妹の物語が描かれる。映画では梅村蓉子が演じた芸妓姉妹の姉・梅吉役を檀れいが、山田五十鈴が演じた妹・おもちゃ役を剛力彩芽が演じるほか、葛山信吾山本陽子松平健が出演者に名を連ねている。潤色は堀越真、演出は丹野郁弓が担当。

明治座十一月公演「祇園の姉妹」囲み取材の様子。明治座十一月公演「祇園の姉妹」囲み取材の様子。左から剛力彩芽、松平健、檀れい。

明治座十一月公演「祇園の姉妹」囲み取材の様子。明治座十一月公演「祇園の姉妹」囲み取材の様子。左から剛力彩芽、松平健、檀れい。[拡大]

初日に先がけて行われた囲み取材には檀、剛力、葛山、山本、松平が出席。檀は「宝塚で初舞台を踏んでから25年が経ちました。いつか立ちたいと思っていた明治座の舞台に、節目の年に立てて本当にうれしいです」と自身の役者人生を振り返り、「皆さんと共にお稽古をしてきたものが、お客様が客席に入ったらどのように成長していくのか、今からとても楽しみです」と心境を語った。

また今回が初舞台となる剛力は「ずっと舞台のお仕事がやりたかったのでうれしいです。最初は『できない』と思うくらい落ち込んだこともありましたが、皆さんに優しく支えていただいて楽しくできています」とコメントした。

松平は「京都弁がちょっと大変でした(笑)」と苦労を明かしつつ、「明治座の雰囲気に合っているお芝居ですね。昭和初期、祇園の風情などを楽しんでいただけるのでは」と本作の魅力を語る。続く山本は「姉妹の美しさと可愛らしさがふんだんに表現されています」と見どころを挙げ、葛山は「それぞれの愛情や思いが交錯する舞台です。楽しんでいただけるかと思いますので、ぜひお越しくださいね」とアピールした。

最後に剛力が「来てくださる方のほうが舞台を観慣れているかと思いますが、優しく見守っていただけたらと思います。皆さんに支えてもらいながら、人の温かさ、愛を伝えられたらと思います」と観客に呼びかけ、取材を締めくくった。公演は11月27日まで。

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明治座十一月公演「祇園の姉妹」

2016年11月4日(金)~27日(日)
東京都 明治座

原作:溝口健二
脚本:依田義賢
潤色:堀越真
演出:丹野郁弓
出演:檀れい剛力彩芽葛山信吾山本陽子松平健

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