メロン記念日ロック化計画、最終章でゴーイングとコラボ

2009年11月15日 15:04 1 音楽ナタリー編集部

メロン記念日の“ロック化計画”第5弾シングルが12月30日に発売されることが決定。この曲で彼女たちがGOING UNDER GROUNDとコラボレートすることが判明した。

メロン記念日とは？

1999年に結成された、ハロー！プロジェクト所属の女性アイドルグループ。メンバーは柴田あゆみ、大谷雅恵、斉藤瞳、村田めぐみの4人。2000年2月にシングル「甘いあなたの味」にてデビューを果たし、「This is 運命」「赤いフリージア」「お願い魅惑のターゲット」などの人気曲を発表している。2006年からはクラブイベント「Melon Lounge」を主催し、DJとしても活躍。BEAT CRUSADERSや申し訳ナイタズをゲストに迎えるなど、アイドルの枠を超えた活動を展開している。2009年からは「メロン記念日ロック化計画」と題して、BEAT CRUSADERS、ニューロティカ、ミドリ、THE COLLECTORS、GOING UNDER GROUNDとのコラボレーション・シングルを発表。2009年2月には、その集大成となるアルバム「MELON'S NOT DEAD」をリリースした。デビュー10周年を迎えた同年2月19日には、春のツアーをもって解散することを発表。5月3日に中野サンプラザで行われたコンサートをもって、10年間にわたる活動に幕を下ろした。

GOING UNDER GROUNDとは？

THE BLUE HEARTSに憧れて、松本素生（Vo, G）、中澤寛規（G, Vo）、石原聡（B）、伊藤洋一（Key）が中学時代に前身バンドを結成。河野丈洋（Dr, Vo）が加わり、何度かのメンバーチェンジを経て、高校卒業時に5人体制となりGOING UNDER GROUNDと名乗り始める。インディーズシーンでの活躍を経て、2001年にシングル「グラフティー」でメジャーデビュー。「ミラージュ」「トワイライト」「ハートビート」など、切なく爽やかなメロディで幅広い支持を集める。2005年には「トゥモロウズソング」をNHK「みんなのうた」に提供し、新境地を開拓。2006年7月に初の東京・日本武道館公演を行い成功を収める。2007年初頭には彼らの楽曲が原案となった映画「ハミングライフ」が公開された。2009年4月に伊藤が脱退。2011年5月には東京・日比谷野外大音楽堂でワンマンライブを行い、元メンバーの伊藤と共演してファンを驚かせた。同年11月には映画「ハラがコレなんで」の主題歌としてシングル「愛なんて」を発売する。2015年1月に河野が脱退し、現在は松本、中澤、石原の3人編成で活動中。2016年5月に新体制になってから初の全国流通盤としてニューシングル「the band」をリリースした。

ボーカル・松本素生のソロプロジェクトSxOxUが12月2日に1stアルバム「SxOxU」をリリースし、ドラマー・河野丈洋が12月25日にミニアルバム「CRAWL」を発表するなど、メンバーのソロ活動が活発なGOING UNDER GROUND。メロン記念日を相手にどのようなコラボを展開するのか気になるところ。

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さまざまなロックバンドとのコラボを経てロッカーとしての成長を続けるメロン記念日。今回のシングルはシリーズのラストにふさわしい充実した内容になることが期待される。

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今年、BEAT CRUSADERSやニューロティカ、ミドリ、THE COLLECTORSといったロックバンドとコラボレートすることで、これまでとは異なった魅力を表現してきたメロン記念日。“ロック化計画”のラストを飾る今回のシングルについてタイトルや収録内容は今のところ明らかになっておらず、切なくメロディアスなバンドサウンドに定評があるGOING UNDER GROUNDとメロン記念日がどのようなコラボを実現するのか興味深いところだ。

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