坂本龍一、山崎豊子ドラマのテーマ曲を書き下ろし

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坂本龍一が10月にスタートするフジテレビ開局50周年記念ドラマ「不毛地帯」のメインテーマ(タイトル未定)を書き下ろすことが明らかになった。

坂本龍一は今春開催したピアノソロツアーの模様を収録した2枚組ライブアルバム「Playing The Piano 2009」を、9月23日にリリース。10月上旬からはヨーロッパ各国を回るツアー「Playing the Piano 2009 Europe」が予定されている。

坂本龍一は今春開催したピアノソロツアーの模様を収録した2枚組ライブアルバム「Playing The Piano 2009」を、9月23日にリリース。10月上旬からはヨーロッパ各国を回るツアー「Playing the Piano 2009 Europe」が予定されている。

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写真は「不毛地帯」で主演を務める唐沢寿明。6年前に山崎豊子原作のドラマ「白い巨塔」で主演を務め、その演技が高く評価された。

写真は「不毛地帯」で主演を務める唐沢寿明。6年前に山崎豊子原作のドラマ「白い巨塔」で主演を務め、その演技が高く評価された。

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坂本龍一がドラマのメインテーマを手がけるのは、2000年放送の日本テレビ系ドラマ「永遠の仔」に提供した「LOST CHILD」以来約9年半ぶりのこと。「不毛地帯」は山崎豊子原作、唐沢寿明主演の話題作で、高度成長期の日本を舞台に、戦争体験の葛藤を抱えながらビジネスの世界で戦う男を描いた超大作となっている。

また、このドラマには唐沢寿明のほか、和久井映見、多部未華子、柳葉敏郎、小雪、古田新太、阿部サダヲといった個性派たちが出演し、スケールの大きなストーリーを盛り上げる。

長部聡介プロデューサーコメント

「不毛地帯」をドラマにしようと考えたときから、音楽は坂本龍一さんにお願いしたいと思っていました。この作品で描く終戦から30年という時間的長さと重さ、戦争と経済復興、家族、愛、という多面的なテーマ、全体的スケール感……それらをすべて背負っていけるような音楽、ということを考えると、普通の音楽家では成立しないのではないかと思ったんです。実現するかしないかはともかくとして、相当早い段階からイメージしていましたね。具体的にはレコード会社を通じて打診したのがおそらく2年くらい前。劇伴を手がけていただくのか、プロデュース的な関わり方なのか、あるいは一曲書き下ろしていただくのか、いろんな形が考えられましたが、どういう形かは別にして、とにかくこのドラマのために、この作品に見合った楽曲を書いていただけないか、とオファーしました。坂本さん本人にお会いして作品のコンセプト、テーマについて説明し、その結果、メインテーマを書き下ろしていただくことになったんです。

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