サロンミュージック9年ぶり新作にSCLL、アナログ参加

吉田仁と竹中仁見からなる2人組バンド、サロンミュージックが実に9年ぶりとなるニューアルバム「Sleepless Sheep」を11月16日にリリースすることが決定した。

サロンミュージックは、1981年にイギリスの雑誌「SOUNDS」のジャパニーズテクノポップチャートでカセットテープ作品「hunting on Paris」が1位を獲得し、国内のみならず海外でも多くの支持を集める活動歴の長いオルタナバンド。1990年代後半には小山田圭吾主宰のトラットリアから数々の作品を発表し、メンバーの吉田仁は現在Spangle call Lilli line、SISTER JET、アナログフィッシュ、カジヒデキとリディムサウンターなどのサウンドプロデューサーとしても活躍している。

演奏、録音、プロデュースを自身のスタジオ・Garden Wallにて2人だけで徹底的に行うのが基本的な彼らのスタイルだが、今作はゲストコーラスでSpangle call Lilli lineの大坪加奈、ドラムでアナログフィッシュの斉藤州一郎がゲスト参加。アート指向で抑制の効いた音空間に華を添えている。

アートワークはイラストレーターの鈴木侑馬による絵画作品を使用。アルバムタイトルの由来になった、「不安定な世情で微熱を発し続けている眠れない羊たち」という心象風景を表したイラストがジャケットになっている。

なおアルバムの発売を記念して、特設サイトではSpangle call Lilli line、アナログフィッシュ、SISTER JET、カジヒデキ、THE BITE、PLASTICZOOMSからの祝詞が公開されている。

サロンミュージック「Sleepless Sheep」収録曲

01. SLIDER
02. IT'S A LITTLE THING
03. BEDROOM
04. MY STRUGGLE
05. TELL ME YOUR THOUGHTS
06. SIGNS OF WATER
07. RAINCOAT
08. JUST IN THE SUMMERTIME
09. IMMATURE CREATURE
10. RAINSTORM
11. WAKE UP SISTER