トクマルシューゴが美術館ライブ開催＆カナダ映画に曲提供

2010年4月20日 13:28 1 音楽ナタリー編集部

4月21日にニューアルバム「PORT ENTROPY」の発売を控えたトクマルシューゴが、これを記念して6月1日に金沢21世紀美術館と金沢・ギャラリーSLANTにてスペシャルイベント「PORT ENTROPY Special Showcase in KANAZAWA」を開催する。

トクマルシューゴとは？

レコーディングからミックスまで、すべてをひとりでこなすマルチアーティスト。2004年に1stアルバム「Night Piece」をアメリカのレーベルから発表する。その類い希な音楽センスが評判を呼び、日本やアメリカだけにとどまらず欧州にも拡大。100種類以上の楽器／非楽器から作り出されるポップで寓話的なサウンドは、世界中の音楽ファンを魅了している。また、多様な楽器を用いた楽曲を再現するライブの形態は、ソロ／トリオ／バンドとさまざま。2013年までに5作のアルバムをリリースし、ソロ活動10周年を迎えた2014年には5作のアルバムをすべてアナログでリリース。5、6月には10周年記念として、「Night Piece」の完全再現ライブを東名阪で実施する。

映画「Year of the Carnivore」のポスター。

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スペシャルイベント「PORT ENTROPY Special Showcase in KANAZAWA」のフライヤー。

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21世紀美術館のシアター21では、タワーレコード金沢フォーラス店もしくはTSUTAYA金沢店でのアルバム購入者を対象に、トクマルシューゴがトリオ編成によるスペシャルなライヴ・セットを披露。その後「シャンソンシゲルが描くトクマルシューゴの世界」と題して、ギャラリーSLANTにてアルバムのアートワークを手がけた盟友シャンソンシゲルによる初の個展「ruffle」のオープニングパーティが行われる。

また、カナダにて6月18日より公開される映画「Year of the Carnivore」に、トクマルが人気曲「Parachute」を挿入歌として提供することも決定した。

この映画は、ジョン・キャメロン・ミッチェル監督作品「ショートバス」への主演で知られるカナダの女優＆シンガーソングライターのスクイン・リーが監督した初の長編劇。映画音楽は「アグリー・ベティ」シリーズなどを手がけるジョン・ビッセルが監修。オリジナルスコアは監督自身と、ANTICONからのリリースでも知られるカナダのヒップホップアーティスト、Buck 65によるもので、Last Gang Recordsからサウンドトラックの発売も予定されている。トクマルが提供した楽曲「Parachute」は、現在公開中の予告編映像にも使用されている。

PORT ENTROPY Special Showcase in KANAZAWA

第1部「トクマルシューゴ・スペシャルライブ」
2010年6月1日（火）石川県金沢21世紀美術館シアター21

第2部「シャンソンシゲルが描くトクマルシューゴの世界」
2010年6月1日（火）石川県金沢ギャラリーSLANT（6月1日～6月6日までシャンソンシゲル展「ruffle」開催）

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