大友良英インスタレーション展、ICCで開催

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大友良英が制作した美術作品の展覧会「大友良英 音楽と美術のあいだ」が、東京・NTTインターコミュニケーション・センター(ICC)で11月22日から2015年2月22日にかけて開催される。

大友良英

大友良英

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この展覧会は、2008年に山口・山口情報芸術センター(YCAM)で委嘱制作された作品「quartets」と、本展のために作られた新作サウンドインスタレーション「guitar solos 1」で構成。2つの作品で「音楽」と「美術」という表現の相違に目を向けることで、それらの「あいだ」にあるものがなんなのかを考える。

「quartets」は白いキューブの各側面にミュージシャンのシルエットが投影され、キューブの内部からミュージシャンたちによる演奏音が聞こえるという作品で、シルエットと演奏音は大友良英(G, Turntable)、カヒミ・カリィ(Voice)、ジム・オルーク(Syn, G)、石川高(笙)、一楽儀光(Percussion)、アクセル・ドゥナー(Trumpet)、マーティン・ブランドルマイヤー(Dr, Percussion)、Sachiko M(Sine Waves)の8人が個別に即興演奏を行なった様子を記録している。

「guitar solos 1」は、階段の両側にいくつもの対になったスピーカーを設置し、それぞれのスピーカーから事前に録音された大友のギター演奏がランダムで再生されるというもの。全体を一度に聴くことはできず、来場者は階段を上り下りしながら作品を鑑賞する。

なお会期中は関連イベントの開催も予定。現時点では11月22、23日にオープニングトーク、12月23日と2015年2月20日にライブが行われることが決定しており、今後も追加スケジュールの発表が予定されている。

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大友良英 otomo yoshihide @otomojamjam

大友良英のインスタレーション「音楽と美術のあいだ」、ICCで開催 11月22日から2015年2月22日まで- 音楽ナタリー http://t.co/Z9byb5S4BY

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