本日2月2日に神奈川・関内ホールにて「第35回 ヨコハマ映画祭」表彰式が行われ、最優秀新人賞を受賞した
この日が病気完治後、初めての公の場となった星野。スーツ姿の彼がステージに登場すると温かな拍手がホール中に響いた。彼は今回「箱入り息子の恋」と「地獄でなぜ悪い」での演技が「現代の若者像を感性豊かに演じた」と評価され新人賞を受賞。スピーチで星野は「いやあ、うれしいっすねえ!」と破顔し、スタッフや関係者に感謝を伝えた。そして映画祭のスタッフから褒め言葉として出演映画の役柄が「気持ち悪い」と言われたことについて、「真面目に取り組んでいたのに、結果的に気持ち悪くなってしまった(笑)」「それをこんなに賞賛していただけるっていうのは、本当に映画っていうのは素晴らしいなと」と笑顔で語った。また「お医者さんにはK-1に出場する以外何をしてもいいと言われた」と病気の完治を報告し、司会者に「今年は音楽とお芝居どちらに重点を置きますか?」と問われると、「もちろんどっちも一生懸命やりたいんですけど、こういう場に立たせていただいて早くお芝居がしたいと感じました」と俳優業への意欲をアピールした。
授賞式の後半に登場したリリー・フランキーは「凶悪」「そして父になる」の2作で助演男優賞を受賞。彼は25年前に横浜でデートをした際に家出した少女を助けたことから今回の受賞に至ったとユーモアたっぷりに語る。さらに「凶悪」で共演したピエール瀧について「最近あいつと映画賞争いをしていて、映画界がかなりカオスになってるんですよね。この前ある映画賞で車をもらったらしくて、次会ったら靴に画鋲を入れてやろうかと思ってます」と冗談めかして口にした。
「そして父になる」と「真夏の方程式」で主演男優賞を受賞した福山は「熱い熱い思いの詰まった映画祭で賞をいただけてうれしいです。ありがとうございました」と真摯な言葉で受賞の喜びを明かし、さらに「そして父になる」で共演したリリーと真木よう子とのトークで会場を沸かせた。
なお本日の授賞式には音楽賞を受賞した安川午朗や、作品賞に選ばれた「凶悪」で監督を務めた白石和彌ら多数の受賞者が登場した。
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