「ウルヴァリン」シリーズ最新作「
本作は、ジャックマン演じるウルヴァリンことローガンが、絶滅しつつあるミュータントの唯一の希望である少女ローラを守るため戦うサスペンスアクション。ジャックマンのほかローラ役でダフネ・キーン、プロフェッサーXことチャールズ・エグゼビア役でパトリック・スチュワートが出演した。
ウルヴァリンとしては今回が最後の来日となるジャックマンは、レッドカーペットにて約40分をかけファンとたっぷり交流。写真撮影などに応じ、その場でサインした「LOGAN/ローガン」のTシャツを何枚も客席に投げ入れた。
ファンサービスを終え、ステージに登壇したジャックマンとマンゴールド。マンゴールドは「ヒューが素晴らしい演技をしてくれた。コミック原作の映画としてもアクション映画としても歴史に残る作品。友人でもあるヒューとまた仕事ができたことを誇りに思う」と話す。
そしてジャックマンは「2000年に『X-メン』のプロモーションで日本に来たんだけど、そのとき息子はまだ生まれて3カ月だった。彼がこの日本に来てにっこりほほえんだのを覚えているよ。もっとも、1週間前に17歳になった息子は今じゃくすりとも笑わないけどね。というのは冗談(笑)」とジョークを飛ばす。さらに、観客の中からウルヴァリンコスプレの男性を見つけて「ウルヴァリン役を誰が引き継ぐのかずっと考えていたんだけど、ここにいたよ。ジャパニーズウルヴァリン!」と満面の笑みを浮かべた。
2人は、「ウルヴァリン」シリーズの功績をたたえる記念手形セレモニーにも参加。手形を取ったあとに手を拭いたタオルも、ジャックマンは客席に投げ込む。
イベントでは、事前に選ばれていたファンの1人が登壇し、ジャックマンに直接質問する場面も。「ウルヴァリン」シリーズで苦しかった思い出、楽しかった思い出を聞かれたジャックマンは「もっとも苦しく同時に楽しかったのは、この『LOGAN/ローガン』を作っていたときのこと。『ウルヴァリン:SAMURAI』を撮り終えた3カ月後ぐらいからジェームズと話し合っていたんだけど、僕が時折口出ししすぎるから彼はいらついていたんじゃないかな(笑)。でもシリーズを通してこの役をやれたのは、本当に自分にとって幸運なことだったよ」と答えた。
最後には、日本全国から集められたジャックマンへのメッセージ映像をサプライズでお披露目。投稿者たちの「サンキュー、ローガン!」というメッセージをまとめたこの映像を観たジャックマンは、日本語で「どうもありがとう!」と感謝を述べ、会場をあとにした。
「LOGAN/ローガン」は6月1日より全国ロードショー。
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