ホラー映画「WEAPONS」監督ザック・クレッガーは容赦なし、キャストがその独創性語る
2025年11月25日 17:30
1 映画ナタリー編集部
11月28日に全国で公開されるホラー映画「WEAPONS/ウェポンズ」のキャストが監督ザック・クレッガーの魅力を語るコメントが到着した。
ワーナー・ブラザース映画が国内配給する最後の洋画として封切られる本作。物語は、ある日、ある町で、深夜2時17分に子供たち17人が同時に姿を消したことから始まる。消息を絶ったのは、ある学校のある教室に通う生徒たちだけ。疑いをかけられた担任教師ジャスティンは集団失踪事件の真相に迫ろうとするが、この日を境に不可解な事件が多発し、やがて町全体が狂い出していく。
本作を手がけたクレッガーは、コメディアン、脚本家、監督、俳優などさまざまな顔を持つクリエイター。長編映画監督デビュー作「バーバリアン」では、世界中の映画ファンの話題を集めた。児童集団失踪事件後、保護者会で怒りをぶちまけるアーチャーを演じたジョシュ・ブローリンは、本作への出演を決めた理由を「ザックがユニークなフィルムメーカーだからだ」と語る。「今目にする作品の中には、ただお決まりのパターンで作られたものや受けを狙って作ったとしか思えないものもある。でもザックは本当に知的で、繊細で、情緒的なフィルムメーカーで、構成や物語の進め方を理解する優れたセンスを持っている。魅力的なキャラクターが登場して、それぞれが物語全体に不可欠な何かを表現する。それによって新しいジャンルが生まれてきていると思う」と分析した。
教師ジャスティンに扮したジュリア・ガーナーも「(本作の)脚本はものすごく独創的で、今まで読んだことがないものだった」と回想。そして「ザックに会った最初の印象は、彼が自分のビジョンを明確に持っていて、方向性もはっきりしているということ。それは私にとってとても重要なこと」「監督はみんな明確に指示を出すものだと思われているかもしれないけど、そうじゃない場合もある。でもザックは直接的で、しかも優雅に伝えることができる。そういう人にはめったに出会えるものではないと思う」と言及する。
ジャスティンの元恋人であり警官のポールを演じたオールデン・エアエンライクも、本作の脚本に心惹かれた1人だ。「登場人物やジャンル全体を通して、とても個人的で、とても人間的で、とても深く感じられるものが伝わって、ザックの脚本に心を動かされた」と言い、「ザックと話して、ジャンル映画であってもとても個人的な場所から作品を作っていることがわかった。それは彼という人間に特有のもので、作品に独自性を与えている。独創性こそがこの作品の魅力だ」とコメントした。
校長マーカスに扮したベネディクト・ウォンは、ミステリー、ホラーは大の苦手だったそう。「でも『WEAPONS/ウェポンズ』の話をもらって、まず感じたのは、この作品がまったく違うということ。独創的で、予測不能で、本当に心底恐ろしくなり得る可能性をすぐに感じた」と述べ、「ザックの物語の作り方でわかったことは、彼が容赦ないということだ。次にどこへ連れて行かれるのか決してわからない。1つのひねりが別のひねりにつながり、角を曲がったらまた角が待っているというような感じが続いていく。このスタイルは大好きだ。観客の期待を裏切るんです。いい意味でね」と語った。
※「WEAPONS/ウェポンズ」はR18+指定作品
ホラー映画「WEAPONS/ウェポンズ」本予告
「WEAPONS/ウェポンズ」上映劇場一覧(2025年11月5日時点)
- 北海道 札幌シネマフロンティア
- 宮城県 MOVIX仙台
- 埼玉県 MOVIXさいたま、シネマサンシャイン三郷
- 千葉県 MOVIX柏の葉、T・ジョイ蘇我
- 東京都 新宿ピカデリー、TOHOシネマズ シャンテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、グランドシネマサンシャイン 池袋、TOHOシネマズ 錦糸町、TOHOシネマズ 六本木ヒルズ、MOVIX昭島、立川シネマシティ
- 神奈川県 横浜ブルク13、ローソン・ユナイテッドシネマ STYLE-S みなとみらい、チネチッタ
- 静岡県 MOVIX清水
- 愛知県 ミッドランドスクエア シネマ、MOVIX三好、ユナイテッド・シネマ豊橋18
- 京都県 MOVIX京都
- 大阪府 大阪ステーションシティシネマ、なんばパークスシネマ、MOVIX堺、MOVIX八尾
- 兵庫県 シネ・リーブル神戸
- 広島県 広島バルト11
- 福岡県 ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13、ユナイテッド・シネマなかま16、ユナイテッド・シネマ トリアス久山
- 熊本県 熊本ピカデリー
- 沖縄県 ミハマ7プレックス
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