Netflixシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シーズン5の配信を記念したイベント「Netflix『ストレンジャー・シングス 未知の世界5』ファンフェスタ~One Last Adventure」が、本日11月22日に東京・livedoor URBAN SPORTS PARKで開催。マイク役
レッドカーペットでは、ゲスト陣が熱狂的なファンたちと時間の許す限り交流。ステージでは、劇中のボードゲームをイメージした巨大な20面ダイスを使ったゲームで盛り上がり、ヴォルフハルトが蹴り上げたダイスに“11(イレブン)”の目が出ると、会場は大歓声に包まれた。劇中音楽のタイトルを当てるクイズや、観客へのプレゼントコーナーなど終始和やかなムードが続く。
ダファー・ブラザーズが合流すると、シリーズ完結への思いを語るトークへと移る。2016年のシーズン1から長い年月をともに歩んだキャストたち。フィナーレを前にした心境を語ろうとしたヴォルフハルトは観客からの惜しむ声に「シットコムみたいだね」と笑いながら、「作品が世に出る前ということもあり、本当の意味で終わったという感覚はまだありません。撮影中には終わりが近いという実感があったし、小さな形でそれぞれ『さよなら』の瞬間を迎えることもありました。それでも、こうやってまた集まって話す機会があると『これで終わり』という感覚が薄れる気もします」と素直な思いを口にする。
最後の撮影日は、全員にとって特別な記憶となったよう。シュナップは「スタッフもキャストも関係なく、みんなが最後の瞬間に集まり、最後のハグを交わし合って一体となった。みんなで一緒に泣いて、その瞬間、ものすごい絆を感じたんです。自分の人生でもう一度あるかわからないような出来事で、本当に忘れられない経験となりました」としみじみ。マクラフリンは「「よく『どうやって役に入り込むのか?』と聞かれますが、僕たちはこの現場のセットで成長してきた。だから潜在意識にあるような感覚なんです。僕たちは会話をしなくても瞬時に役に入り込める。つまり、お互いの考えを読み取ることが容易にできる。今後また違う現場セットで、違う役者さんたちと一緒に仕事をするとき、自分のジョークがうまく伝わらないことがあると思う。そんなとき、この“家族”を恋しく思うことになるのかな」と胸の内を明かした。
またマタラッツォは「ダスティンという役は僕自身を助けてくれた存在。彼はとても勇敢な少年で、そんな彼を約10年間演じてきたことは本当に素晴らしかった。彼のことが恋しくなることもあると思いますが、自分の成長期にこのような役を演じられて本当によかった。この経験は自分の中に刻まれて、これからもずっと持ち続けるものになるはず」と誇らしげに笑顔を見せた。
最後にダファー・ブラザーズは「『ストレンジャー・シングス』はモンスターがいろいろと登場しますが、何よりも成長の物語なんです。自分の声を探すこと、自分の居場所を探すこと、成長とともに訪れるさまざまな困難やハードルを乗り越えること。そうした局面を描いた作品だと思います」「皆さんもこのシリーズから勇気を得て、自分の居場所を見つけることができたのであれば幸いです。若者たちが僕らのところにやってきて、このシリーズに助けられたことや、友達作りに励みをもらえたという言葉をもらうことがありますが、本当にうれしくなります」と口々に感謝を伝えた。
1980年代アメリカの小さな町ホーキンスを舞台に、“裏側の世界”をめぐる怪奇と友情の物語を描いてきた「ストレンジャー・シングス 未知の世界」。最終章となるシーズン5のVOL 1は11月27日、VOL 2は12月26日、フィナーレは2026年1月1日よりNetflixで独占配信される。
Netflixシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シーズン5 予告編
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