佐藤浩市と横山秀夫が「64-ロクヨン-」撮影地・群馬の神社でヒット祈願

本日4月17日、「64-ロクヨン-」のヒット祈願イベントが群馬・上野総社神社で行われ、主演の佐藤浩市、原作者の横山秀夫、群馬県のマスコットキャラクター・ぐんまちゃんが出席した。

本作は昭和64年に起きた未解決の誘拐殺人事件“ロクヨン”を軸に、記者クラブとの折衝や警察内部の対立に翻弄される県警広報官の葛藤を描く人間ドラマ。佐藤が主人公・三上義信を演じ、綾野剛、榮倉奈々、瑛太、三浦友和らがキャストに名を連ねる。

神社にてヒット祈願を行ったあと、囲み取材に応じた3人。横山原作・佐藤主演のテレビドラマ「クライマーズ・ハイ」でもロケ地となった群馬でヒット祈願を行った感想を求められた佐藤は、「ご縁の深いこの地で、今日という日を迎えられたことが幸いです」とコメント。さらに九州での地震について触れ、「一刻も早く、九州の方々に日常を取り戻してもらいたいと思っています」と続けた。

横山は「私は駆け出しの記者の頃この近くに住んでいたものですから、非常に懐かしくて」と話し、「今日は瀬々（敬久）監督の代わりに来たつもりです。小説は1人でコツコツやってればいいものですが、映画は大勢の方々が関わるものなので、皆さんが笑顔になるような結果が出ればいいなと思います」と述べる。

「ぐんまちゃんと会ったのは初めてですか？」と聞かれた佐藤は、「初めてですね（笑）」と回答。「ぐんまちゃんは意外にお耳がよくてね、ぼそぼそっと横でしゃべってもすぐ答えてくれるんですよ」とほほえむ。

最後に映画の見どころについて質問された佐藤は、「特にここが見どころとか何が面白いとか、そういうことを言う気はないんですよね。劇場に来ていただければ、老若男女問わず手に汗握って楽しめる映画になってると思います。久々に僕自身が身を削る思いでやらせていただいた作品ですから、自信を持ってオススメできます」とアピールした。

「64-ロクヨン- 前編」は5月7日より、「64-ロクヨン- 後編」は6月11日より全国ロードショー。