本日5月7日、「
本作は、昭和64年に起きた未解決の誘拐殺人事件“ロクヨン”を巡り、記者クラブとの折衝や警察内部の対立に翻弄される県警広報官・三上義信の葛藤を描く2部作の人間ドラマ。
この舞台挨拶には三上役の佐藤に加え、
「お客さまが入っても入らなくても受け入れようという気持ちで初日を迎えた」という佐藤は、この舞台挨拶の直前の上映で1000人近い観客から拍手が起こったと聞き「すみません、外にいたので聞こえなかったのですが……(笑)。ありがとうございました!」と感謝を述べた。
本作は前編と後編で二面性があるということから、「この中で一番二面性があるのは誰?」という質問が。するとキャストは全員一致で瀬々を指さす。「うまく逃げたね! もう君たちと映画は撮らない!(笑)」とご立腹な瀬々へ、佐藤は「よく言えば、多面的でなければ役者も監督も務まらないですから」とフォロー。そんな瀬々は「僕は綾野くんだと思います。『日本で一番悪い奴ら』っていうすごい映画で悪徳警官役やってるんですよ! 6月公開です!」と別の映画をアピールして綾野らを笑わせた。
佐藤は、綾野や榮倉を連れてよく飲みに行ったと言うが「ただ、寿司屋に連れて行ったことを2人は覚えてなかったんです! 僕も覚えてなかったんですけど」と笑う。すると瑛太が「僕は覚えてますけど」とつぶやき、佐藤らが「瑛太、いた!?」と驚きの声を上げる。瑛太は「無言でずっといたじゃないですか。帰りのタクシーで浩市さんに『やっと瑛太も俳優になったな』っていう感動的な言葉をいただいたんですが……あのときはもう酔っ払っていたんですかね」と落胆。また飲み会の会計をすべて支払ったことから、佐藤が「僕はみんなのウォレット(財布)と呼ばれていますので」と自虐的な発言を繰り出し、綾野と榮倉は「そんなことないですよ!」と慌てて否定した。
撮影期間中に坂口と2人で飲みに行ったという瑛太が「2時間、3時間いて、2言か3言しかしゃべらなかったよね」と振り返ると、観客は爆笑。「無言で食べて飲み続けてましたね」と言う坂口に、瑛太は「ボーっとしてたね。撮影で全部エネルギー使い果たしてたから」と続けた。
最後に佐藤が、「こういうスタイルの映画にたくさんのお客さんが来てくれるのは、正直なかなか難しいという日本映画界ではあります。ですが面白いと思っていただけたなら、皆さんのお力をお借りしたい。この映画の魅力を伝えていただきたいと心から思っております。よろしくお願いします!」と観客に訴えかけ、舞台挨拶は終了した。
「64-ロクヨン- 前編」は全国の劇場で上映中。「
※動画は現在非公開です。
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