吉田戦車の絵本「あかちゃん もってる」原画展が京都で

吉田戦車の絵本「あかちゃん もってる」の原画展が、5月24日より京都国際マンガミュージアムにて開催される。

展覧会では、「あかちゃん もってる」の原画14点を展示。また6月12日には吉田戦車とさそうあきらによるトークショーも開催される。トークショーに参加するための整理券は、当日6月12日の午前10時より先着250名に配布。トーク終了後には、ミュージアムショップにて「あかちゃん もってる」を購入した先着100名限定でサイン会も行われる予定。

「あかちゃん もってる」は、昨年1月にマンガ家伊藤理佐との間に女児が産まれ1児の父となった吉田が「生まれたばかりのわが子に読ませたい」という思いを込めて描いた絵本。アクリル絵の具で描かれた味わい深い仕上がりとなっている。

吉田戦車「あかちゃん もってる」原画展

期間：2011年5月24日（火）～6月19日（日）
会場：京都国際マンガミュージアム １階 エントランス
時間：午前10時～午後6時（入館は午後5時30分まで）
休館日：毎週水曜日、6/6～6/9（木）
料金：無料　※ミュージアムへの入場料は別途必要

吉田戦車「あかちゃん もってる」刊行記念トークショー＆サイン会

日時：2011年6月12日（日）14:00～16:00
会場：京都国際マンガミュージアム 1階 多目的映像ホール
料金：無料　※ミュージアムへの入場料は別途必要
定員：250名（先着順）
出演：吉田戦車、さそうあきら 司会：吉村和真（京都精華大学マンガ学部准教授）

吉田戦車コメント

絵を描きあげるたびに、まず0歳の君にみせた。
反応はあったり、なかったり。
そして本ができた。
この世にはいろんなことがある。
いろんなことが君を待っている。

つみ木をもって 泥だんごをもって
クレヨンをもって おはしをもって
カバンをもって 消しゴムをもって
サイフをもって 包丁をもって
携帯をもって...
いろんなものといっしょに君は生きていく