さそうあきら

1961年兵庫県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。1984年、第3回講談社ちばてつや賞大賞「シロイシロイナツヤネン」でデビュー。愛やセックス、バイオレンス、犯罪など重厚なテーマを乾いたタッチで淡々と描く作風が特徴。音楽をテーマにした「神童」では、1999年に第2回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞および第3回手塚治虫文化省をダブル受賞し、2007年に映画化に至った。その後、小学5年生の妊娠を描いた衝撃作「コドモのコドモ」、17才のほろ苦いセックスと青春を明るく描いた「俺たちに明日はないッス」が次々と映画化されている。2006年から京都精華大学マンガ学部マンガ学科の専任教員に就任。