劇場が青学の体育館に!歌ありトークありのテニミュ「TEAM Live」本日開幕

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許斐剛「テニスの王子様」を題材とした「ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン」の学校別ライブイベント「TEAM Live」が、本日6月10日に東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoにて開幕。初演前に公開稽古が行われた。

(上段左から)海堂薫役の佐奈宏紀、桃城武役の眞嶋秀斗、河村隆役の滝川広大、乾貞治役の田中涼星。(下段左から)菊丸英二役の本田礼生、大石秀一郎役の石田隼、越前リョーマ役の古田一紀、手塚国光役の財木琢磨、不二周助役の神里優希。 (c)許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王子様プロジェクト (c)許斐 剛/集英社・テニミュ製作委員会

(上段左から)海堂薫役の佐奈宏紀、桃城武役の眞嶋秀斗、河村隆役の滝川広大、乾貞治役の田中涼星。(下段左から)菊丸英二役の本田礼生、大石秀一郎役の石田隼、越前リョーマ役の古田一紀、手塚国光役の財木琢磨、不二周助役の神里優希。 (c)許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王子様プロジェクト (c)許斐 剛/集英社・テニミュ製作委員会

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青学レギュラー陣。 (c)許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王子様プロジェクト (c)許斐 剛/集英社・テニミュ製作委員会

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ミュージカルだけではなくDream Live(通称ドリライ)や大運動会、テニミュ映画祭など、さまざまなイベントを行ってきた「テニミュ」。3rdシーズンからの新イベント「TEAM Live」はチームにフィーチャーした学校ごとの魅力を堪能できるライブで、本日からの「TEAM Live SEIGAKU」は青学(せいがく)にスポットを当てて開催される。

5日17日まで行われていた公演で見事不動峰を破り、都大会地区予選優秀を飾った青学テニス部。「TEAM Live SEIGAKU」は会場のAiiA 2.5 Theater Tokyoを青学の体育館に見立て、「都大会地区予選優勝 報告・親睦会」と銘打って行われる。入り口では堀尾、カチロー、カツオの1年トリオが名札シールを配布。観客はクラスメイトやテニス部員、青学レギュラー陣の家族など、自身がどういう設定で「報告・親睦会」に参加するのかを考え、名前を記入する。囲み取材にてオススメの設定を聞かれると、手塚国光役の財木琢磨は「手塚は3年1組なので、『3年1組の◯◯』と書かれると、同じクラスだと反応できるのでうれしいです。ペンライトで灯りをあててアピールしていただければ」と話し、越前リョーマ役の古田一紀は「(リョーマの飼い猫の)カルピン」と答えるも、「まあだからって何って感じだけど(笑)」と付け加えた。

「菊丸 VS 不二~ライバルな二人」を披露する菊丸と不二。 (c)許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王子様プロジェクト (c)許斐 剛/集英社・テニミュ製作委員会

「菊丸 VS 不二~ライバルな二人」を披露する菊丸と不二。 (c)許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王子様プロジェクト (c)許斐 剛/集英社・テニミュ製作委員会[拡大]

オープニング映像が流れた後は青学レギュラーが登場し、「VICTORY」を歌唱。「VICTORY」の文字を表す振り付けなど、不動峰公演では見られなかった演出も加えられている。「菊丸 VS 不二~ライバルな二人」では、アクロバットな菊丸と優雅な不二、2人の対決が繰り広げられた。桃城の「俺は桃ちゃん~青学の暴れん坊」、海堂の「俺はマムシ」、河村の「俺はバーニング」など、それぞれのソロ曲も。そのほか「負けず嫌い」「I'M ALWAYS WINNER」「チャレンジ~すべては勝利のために」など、不動峰公演で披露された楽曲ももちろんパフォーマンスされ、最後は「Jumping up! High touch! ~ニュー・ウェーブ」で締めくくられた。

公演前に観客が記入したアンケートの集計結果によって喋るキャストが変わっていくコーナーなど、さまざまな日替わりの演出も用意された。財木は「日替わり部分もたくさんあるので、その日だけの楽しみ方がある。本当はみんなに毎公演見てほしいくらい」とコメント。歌だけではなくトークも充実したライブイベント「TEAM Live SEIGAKU」では、ペンライトやリストバンドなど、ライブを盛り上げるグッズを販売。なお、うちわの持ち込みは禁止となる。

囲み取材に応じる大石秀一郎役の石田隼、越前リョーマ役の古田一紀、手塚国光役の財木琢磨。 (c)許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王子様プロジェクト (c)許斐 剛/集英社・テニミュ製作委員会

囲み取材に応じる大石秀一郎役の石田隼、越前リョーマ役の古田一紀、手塚国光役の財木琢磨。 (c)許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王子様プロジェクト (c)許斐 剛/集英社・テニミュ製作委員会[拡大]

公開稽古の後には、越前リョーマ役の古田一紀、手塚国光役の財木琢磨に加え、大石秀一郎役の石田隼が囲み取材に応じた。意気込みを問われると、古田は「今回はライブなので、楽しんでもらうことに全力を尽くしたいと思います。なので自分たちも全力で楽しんで、いいパフォーマンスを見せられるようにがんばりたいと思います」と返答。続く財木は「(古田と)同じなんですけど」と前置きすると、古田から「同じじゃダメでしょ」と突っ込まれ笑いを誘う場面も。また古田は「本公演では歌わなかった歌も結構いっぱい歌うので、(不動峰公演では)『あの歌なくなっちゃったんだ』って思った曲も復活しているかもしれない」と期待を煽る。石田は「原作にはない、それぞれのキャラクターの素を僕たちが精一杯演じているので、そこも見どころかと思います」と話すと、古田は「こんな感じかなって想像して演技してます」と説明した。

「ニュー・ウェーブ」を踊るリョーマ。 (c)許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王子様プロジェクト (c)許斐 剛/集英社・テニミュ製作委員会

「ニュー・ウェーブ」を踊るリョーマ。 (c)許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王子様プロジェクト (c)許斐 剛/集英社・テニミュ製作委員会[拡大]

3rdシーズンにしてテニミュ史上初の試みであるこの「TEAM Live」。財木は「不安ももちろんあるけれど楽しみな部分もすごく大きい。僕らの『ニュー・ウェーブ』かな、と」と話すと、古田は「何を言ってんの」と冷静にツッコミ。財木はたじたじになりながら「ニューウェーブ、新しい挑戦かな」と説明し直していた。石田は「『TEAM Live』に対する思いもどんどん上がっていってます。早くお見せしたい」とはやる気持ちを抑えられない様子。そして古田は「ライブというものをやってみたかった。お客さんがペンライト持ってて、俺らが歌って踊るっていうのはやってみたかったので。ドリライ(Dream Live)はあるとは思ってたけど、こんなに早くできるとは。ちょっと早めに夢が叶いましたね」とうれしそうに語った。

「TEAM Live SEIGAKU」は本日より14日まで東京にて催された後、6月27日からは京都劇場で実施。また7月29日からは不動峰をフィーチャーした「TEAM Live FUDOMINE」も行われる。また3rdシーズンの第2回公演「青学(せいがく)vs聖ルドルフ」は9月5日より東京、宮城、愛知、大阪、福岡の全国5都市で上演される。

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ミュージカル「テニスの王子様」TEAM Live SEIGAKU

期間:2015年6月10日(水)~14日(日)
会場:AiiA 2.5 Theater Tokyo

期間:2015年6月27日(土)~28日(日)
会場:京都劇場

キャスト

越前リョーマ(青春学園1年2組):古田一紀
手塚国光(青春学園3年1組):財木琢磨
大石秀一郎(青春学園3年2組):石田隼
不二周助(青春学園3年6組):神里優希
菊丸英二(青春学園3年6組):本田礼生
乾貞治(青春学園3年11組):田中涼星
河村隆(青春学園3年4組):滝川広大
桃城武(青春学園2年8組):眞嶋秀斗
海堂薫(青春学園2年7組):佐奈宏紀
堀尾聡史(青春学園1年2組):志茂星哉
加藤勝郎(青春学園1年5組):篠原立
水野カツオ(青春学園1年5組):晒科新

ミュージカル「テニスの王子様」TEAM Live FUDOMINE

期間:2015年7月29日(水)~8月1日(土)
会場:AiiA 2.5 Theater Tokyo

期間:2015年8月8日(土)~8月9日(日)
会場:京都劇場

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