「ひゃくえむ。」総作画枚数9800のレースに新説「実はもっと多い」岩井澤健治が告白

2

24

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 5 18
  • 1 シェア

劇場アニメ「ひゃくえむ。」の舞台挨拶が本日9月30日に東京・TOHOシネマズ日比谷で開催され、トガシ役の松坂桃李、小宮役の染谷将太岩井澤健治監督が登壇した。

舞台挨拶の登壇者。左から岩井澤健治監督、松坂桃李、染谷将太

舞台挨拶の登壇者。左から岩井澤健治監督、松坂桃李、染谷将太

大きなサイズで見る(全12件)

鑑賞後に子どもが走り出した

上映直後の舞台挨拶ということもあり、松坂は冒頭、観客に向けて「面白かったですか?」と問いかける。これに大きな拍手で観客が応えると、松坂はさらに「2回以上観た方はいますか?」と質問。すると観客席から続々と手が挙がり、「すごい! ありがとうございます」と笑顔で話した。染谷も「会場に入ってきたときに熱気が伝わってきました」と笑顔になり、岩井澤監督は「今日はたくさんの方に来ていただきとてもうれしく思います」と挨拶した。

「2回以上観た方はいますか?」と質問する松坂桃李

「2回以上観た方はいますか?」と質問する松坂桃李 [拡大]

MCから公開後の反響について聞かれた松坂は、「僕の周りでも『すごく面白かった!』と熱のあるメッセージをくれる方がいたり、普段は連絡していない方からも感想をもらえました」と満足げに話す。先日家族と一緒に劇場へ足を運んだという染谷は、「上映後に『面白かったね』と話している方がたくさんいて」と再び笑顔に。岩井澤監督は「子供と観に行ったという方がいて、鑑賞後にお子さんがクラウチングスタートで急に走り出したそうなんですね。その子に『ひゃくえむ。』がそれだけ響いたんだなと思うと、すごくうれしい」と語った。

大勢の観客を前に笑顔になる染谷将太

大勢の観客を前に笑顔になる染谷将太 [拡大]

松坂&染谷が賞賛するレースシーンに岩井澤健治がまさかの告白

また原作者の魚豊から、「マンガにはできない表現で作品の魅力を作り上げてくれた」と感想を伝えてもらったという松坂。アニメならではのシーンの中でもトガシと小宮が再会する高校全国大会男子100m決勝を挙げて、「アニメでこんな表現ができるんだ!って鳥肌が立ちました。まだまだアニメーションには可能性があるんだ、こんなに世界は広がるんだって感動して。すごいです、岩井澤監督。スタッフの皆さんも本当にお疲れ様でした。ありがとうございました」と制作陣の労をねぎらう。染谷も「僕もあのシーンは大好きです」と同意。「雨がどんどん強まって真っ白な世界になっていく表現はアニメーションでしかできないですし、音もすごく絵とマッチして、臨場感がありました。実写でもアニメでも初めて表現できたシーンなんじゃないかと思ったし、すごく感動しましたね」と賞賛する。

岩井澤健治監督

岩井澤健治監督 [拡大]

2人の言葉を受けて岩井澤監督は、「これまであのシーンの作画枚数は9800枚と言っていたんですけど、実はもっと多いはずなんです。数えるのが面倒になってしまって、9800枚と言っていました(笑)」とまさかの発言。「僕も含めて1年間ずっとスタッフの誰かしらが描き続けていたので、スタッフに感謝ですね」と話すと、松坂は「あのシーンだけで1年かけて作ってるんですよ。狂気ですよ......!」と驚きを隠せない様子だった。

松坂桃李「何度もこの極上の10秒を味わって」

イベントの最後には3人それぞれからファンに向けてメッセージが。「心のひだに触れてくる言葉であったり、表情であったり、描写であったり、時間の感覚であったり、そういうものが積み重なっていき、ラストの“極上の10秒”につながります」と染谷が作品を表現すると、松坂は「僕も染谷くんと気持ちは同じです」と共感。「この作品の臨場感、緊張感、そして疾走感、すべてを味わえるのは劇場だけだと思います。繰り返し何度もあの“極上の10秒”を味わっていただけることを願っています」とコメントする。そして岩井澤監督は、「映像も音響も含めて、映画館で鑑賞してもらうことを強く意識して作った作品です。映画館で上映している限り、何度も足を運んでいただけるとうれしく思います」と呼びかけた。

関連する特集・インタビュー

この記事の画像(全12件)

劇場アニメ「ひゃくえむ。」

公開中

スタッフ

原作:魚豊ひゃくえむ。』(講談社「マガジンポケット」所載)
監督:岩井澤健治
脚本:むとうやすゆき
キャラクターデザイン・総作画監督:小嶋慶祐
美術監督:山口渓観薫
音楽:堤博明
プロデューサー:寺田悠輔、片山悠樹、武次茜
アニメーション制作:ロックンロール・マウンテン
製作:『ひゃくえむ。』製作委員会
配給:ポニーキャニオン/アスミック・エース

キャスト

松坂桃李染谷将太、笠間淳、高橋李依、田中有紀、種﨑敦美、悠木碧、内田雄馬、内山昂輝、津田健次郎

(c)魚豊・講談社/『ひゃくえむ。』製作委員会

読者の反応

  • 2

고독한별 @AlonestarE

출처: https://t.co/sSW7I8ysFp

현재 일본 현지에서 개봉 중인 극장 애니메이션 '100미터.'의 무대 인사가 2025년 9월 30일에 도쿄 TOHO 시네마즈 히비야에서 개최되었다고 합니다.

출연 성우인 마츠자카 토리 & 소메타니 쇼타 및 이와이사와 켄지 감독이 등단했다고 하는군요.

コメントを読む(2件)

関連記事

松坂桃李のほかの記事

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャのコミックナタリー編集部が作成・配信しています。 松坂桃李 / 染谷将太 / 岩井澤健治 / 魚豊 / ひゃくえむ。 の最新情報はリンク先をご覧ください。

コミックナタリーでは国内のマンガ・アニメに関する最新ニュースを毎日更新!毎日発売される単行本のリストや新刊情報、売上ランキング、マンガ家・声優・アニメ監督の話題まで、幅広い情報をお届けします。