新テニミュ、藤原紀香が跡部母役で映像出演「“非現実的な跡部ママ”を楽しんで」

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許斐剛原作による「ミュージカル『新テニスの王子様』The Fifth Stage」が10月3日に東京・Kanadevia Hallにて開幕。公演では藤原紀香が跡部景吾の母親・跡部瑛子役で、2003年のミュージカル「テニスの王子様」初演で不二周助役を演じたKIMERUが屋久杉麗華役で映像出演している。

藤原紀香扮する跡部瑛子

藤原紀香扮する跡部瑛子 [拡大]

2人からはコメントも到着した。藤原は「“非現実的な跡部ママ”を楽しんでいただきつつ、跡部家の誇りと品格、そして母として息子を信じ抜く揺るぎない愛を兼ね備えた跡部瑛子として、皆さまの心に残れば幸いです」と語る。KIMERUは「まさかの役どころで皆さんだけじゃなく僕もビックリですが、レジェンド役を演じさせていただきますので、劇場で楽しんでいただけたら幸いです」と率直な気持ちをコメントした。

KIMERU扮する屋久杉麗華

KIMERU扮する屋久杉麗華 [拡大]

また初日会見には越前リョーマ役の今牧輝琉、跡部景吾役の高橋怜也、ロミオ・フェルナンデス役のSion、越前南次郎役の中河内雅貴が登壇。今牧は「僕と(高橋)怜也くんが新テニミュに出演することが発表されたのが5年前の10月2日だったので、5年経ったいま、ついに決勝戦まで来たか……という気持ちになっています」と振り返り、「ここまで来られたことが何より嬉しいですし、原作もとうとうクライマックスなので、最高に素敵な締めくくりへ向かえたらいいなと思います」と意気込みを語った。

初日会見の様子。左からロミオ・フェルナンデス役のSion、跡部景吾役の高橋怜也、越前リョーマ役の今牧輝琉、越前南次郎役の中河内雅貴

初日会見の様子。左からロミオ・フェルナンデス役のSion、跡部景吾役の高橋怜也、越前リョーマ役の今牧輝琉、越前南次郎役の中河内雅貴 [拡大]

「ミュージカル『新テニスの王子様』The Fifth Stage」より

「ミュージカル『新テニスの王子様』The Fifth Stage」より [拡大]

藤原紀香(跡部瑛子役)コメント

元より、ミュージカル『テニスの王子様』シリーズは、“不可能を可能にした舞台”という言葉がぴったりの作品だと感じてきました。
「テニミュからデビューしました!」というactor陣も多く、このシリーズが築いてきた歴史の大きさ、素晴らしさを改めて実感しています。

今回、主要キャラクターである跡部景吾の伝説の母・跡部瑛子というお役をいただいた時は、驚きとともにとても嬉しく思いました。
なにせ「元スパイ」「ペットは虎」…規格外な女性ですから(笑)。

舞台を観てくださるお客様には、そんな“非現実的な跡部ママ”を楽しんでいただきつつ、跡部家の誇りと品格、そして母として息子を信じ抜く揺るぎない愛を兼ね備えた跡部瑛子として、皆さまの心に残れば幸いです。

また、演出の上島先生と【ミュージカル『南太平洋』】以来にご一緒でき、大船に乗った気持ちで臨むことができました。
映像化が難しいと当初は言われていたこのシリーズがここまでの歴史を重ねてきたことに、心からリスペクトを抱きながら、
初登場となるこのお役を「この母にしてこの息子あり」と感じていただけるようにと、心を込めて務めました。
最後になりますが...
『今後とも息子・跡部景吾をよろしくお願いします。そして、新テニミュの仲間たちも最高よ♡ by跡部瑛子』

KIMERU(屋久杉麗華役)コメント

ミュージカル『テニスの王子様』シリーズに帰ってきました。
卒業したメンバーが続々と新しい役を新テニミュで演じていて、羨ましいなと陰から応援してきましたが、今回やっと自分も関わることができて凄く嬉しく思っています。不二周助役、越前リョーマ役に続き、3役目です。まさかの役どころで皆さんだけじゃなく僕もビックリですが、レジェンド役を演じさせていただきますので、劇場で楽しんでいただけたら幸いです。これからもテニミュ・新テニミュの応援をよろしくお願いします。

今牧輝琉(越前リョーマ役)コメント

今牧輝琉扮する越前リョーマ

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The First Stageで国内合宿での高校生との試合から始まり、The Fifth Stageではいよいよ世界との決勝戦が始まりますが、ここまで進んできた気持ちは?

僕と(高橋)怜也くんが新テニミュに出演することが発表されたのが5年前の10月2日だったので、5年経ったいま、ついに決勝戦まで来たか……という気持ちになっています。この5年間、テニミュと新テニミュに出演させていただいて、本当に濃い時間を過ごしてきましたが、思ったよりも一瞬だったと感じています。ここまで来られたことが何より嬉しいですし、原作もとうとうクライマックスなので、最高に素敵な締めくくりへ向かえたらいいなと思います。

座長として観劇の皆様へメッセージ

ついに新テニミュも決勝戦が始まるんですけれども、今回は試合が熱いだけでなく、一人一人の人間ドラマや過去も描かれていて、よりキャラクターに対する深みが増す公演になっていると思いますので、キャラクターのこともたくさん愛していただければと思います。今回は、撮影タイムなどのいろいろな企画もあって、新テニミュがどんどん盛り上がっていくのが楽しみです。
新テニミュThe Fifth Stageはまもなく開幕です。ぜひたくさんの方に楽しんでいただきたいなと思います。よろしくお願いいたします!

高橋怜也(跡部景吾役)コメント

高橋怜也扮する跡部景吾

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初演から5公演すべてに出演してきて、今作での決勝戦進出をどう感じているか?

率直に喜びがすごいです。The First Stageからここまで皆勤賞で出演しているのは僕と(今牧)輝琉だけなのですが、僕としてはThe First Stageが初めての舞台だったので、初舞台からThe Fifth Stageまで来たのかという驚きもあります。一歩一歩進んできた新テニミュシリーズがとうとう決勝戦までたどり着いたことは率直に喜びが強くて、決勝まで跡部景吾を演じられることが幸せです。

今回はロミフェルとのとの試合がありますが、特に注目してほしいポイントはどこか?

いつものごとく、兼松(衆)さんの楽曲は素敵ですし、年々アップグレードしていくところも魅力です。自分としては、常に新テニミュでは挑戦をしているのですが、ここまで続けさせてもらって、たぶん今回の試合が一番運動量が多いんじゃないかな?と思うくらい、跡部はロミフェルに振り回されています。でも、その大変さも熱量に変えて試合を魅せていきたいと思うので、ぜひ試合に注目してほしいです。

Sion(ロミオ・フェルナンデス役)コメント

Sion扮するロミオ・フェルナンデス

Sion扮するロミオ・フェルナンデス [拡大]

The Fourth Stageではスペイン代表は3名での登場でしたが、今回メンバーが増えた印象は?

スペイン代表は今回7人に増えたことでよりスペインのチームらしさが色濃くなったように感じます。情熱的で、家族愛・絆の強いチームでありながら、一人一人が個性的で謎めいた存在になっています。情熱的でエネルギッシュなチームになっていますので、7人の化学反応を楽しみにしていてください。

ロミフェルは初の試合となりますが、試合に向けて準備してきたことや、意気込みは?

今回は初めての試合で、かつ決勝戦の相手ということで、テニスだけでなくスポーツにおいて決勝に進むことはすごく大変なことだと思うので、そのなかで彼の強さや存在感をしっかりお見せできるように、心と身体の両面で準備してきました。
スペイン代表の誇りを胸に、仲間と共に全力でパフォーマンスをお見せできるよう頑張るのでぜひ楽しみにしていてください。

中河内雅貴(越前南次郎役)コメント

中河内雅貴扮する越前南次郎

中河内雅貴扮する越前南次郎 [拡大]

初登場となる新テニミュでは、サムライ南次郎にも扮しますが、同じ役でも心境は変わりますか?

お父さんの南次郎を演じているときと、若かりし頃のサムライ南次郎を演じるというのでは、自分の中でもスイッチが切り替わる瞬間があるのですが、登場した瞬間にみなさんを魅了しなければならないし、伝説のプレイヤーだと確固たる位置づけをしなければならないので、それを歌だったり、お芝居だったり、ダンスだったり、居方で表現したいという思いがあります。その扮装になると変わりますし、扮装しなくても自分の中ではみんなを見守りつつ、自分のやるべきことをしっかりとやっているという感じです。

決勝戦に挑む選手たちを見守っている中で、中河内さんが思う見どころは?

見どころは全部です!原作漫画の『新テニスの王子様』は一人一人が主人公で、しかも一つ一つの試合が真剣勝負ということがこの作品の魅力でもあります。それをこの3次元の人間たちが生身を使って表現するので、そこは勝っても負けても全部が魅力的で。そのなかで、ミュージカルですから、歌があってダンスがあって。今のみんなは、(ミュージカル『テニスの王子様』1stシーズンに出演していた)僕らの20年前よりもすごく上手です(笑)。ぜひお客様も僕らと一緒に戦ってほしいなと思います。

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「ミュージカル『新テニスの王子様』The Fifth Stage」

期間:2025年10月3日(金)~13日(月)
会場:東京都 Kanadevia Hall

期間:2025年10月18日(土)~26日(日)
会場:大阪府 SkyシアターMBS

期間:2025年10月31日(金)~11月2日(日)
会場:岐阜県 土岐市文化プラザ サンホール

期間:2025年11月7日(金)~16日(日)
会場:東京都 Kanadevia Hall

料金:S席9500円、A席7500円

スタッフ

原 作:許斐剛『新テニスの王子様』(集英社「ジャンプSQ.」連載)
脚本/演出:上島雪夫
作詞:三ツ矢雄二
音楽:兼松衆
振付:上島雪夫、井餘田修

出演

越前リョーマ:今牧輝琉
跡部景吾:高橋怜也
幸村精市:藤田浩太朗
真田弦一郎:吉田共朗
遠山金太郎:粟野准斗
種ヶ島修二:秋沢健太朗
徳川カズヤ:小野健斗
大曲竜次:畠山遼
越知月光:楚南慧
毛利寿三郎:丸山龍星

アントニオ・ダ・メダノレ:當間ローズ
フリオ・ロマン:古谷大和
マルス・デ・コロン:Toki
シルバ・セラ・バンビエーリ:Alec
ロミオ・フェルナンデス:Sion
セダ:湊丈瑠
越前リョーガ:井澤勇貴

越前南次郎:中河内雅貴

公演替わり出演 東京公演

入江奏多:泰江和明
君島育斗:星野勇太
遠野篤京:輝馬

公演替わり出演 大阪公演

手塚国光:手島章斗

公演替わり出演 岐阜公演・東京凱旋公演

デューク渡邊:大久保圭介

公演替わり出演 東京凱旋公演

鬼十次郎:岡本悠紀

テニミュキッズ(日替わり出演):トレヴァー ハルバーソン、ローフト ハンス芳雄、デュバル逢鈴、ライアン マックス
テニミュボーイズ:明石侑成、石川蓮恩、耀、三橋優樹
スウィング:當間ラン

特別映像出演

屋久杉麗華:KIMERU
跡部瑛子:藤原紀香

(c)許斐 剛/集英社・新テニミュ製作委員会

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いよぞー @E4zou

テニミュに藤原紀香、ホントだった…!! https://t.co/FQuve73AFA

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