大河ドラマ「べらぼう」井上芳雄がのちの十返舎一九役、津田健次郎がのちの曲亭馬琴役で出演

横浜流星が主演を務めるNHK大河ドラマ「べらぼう～蔦重栄華乃夢噺～」に、井上芳雄、津田健次郎が出演する。

「べらぼう～蔦重栄華乃夢噺～」は、日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築いた“蔦重”こと蔦屋重三郎の生涯を描いたテレビドラマ。井上は「東海道中膝栗毛」の生みの親であり、のちに十返舎一九となる重田貞一役を務め、津田は「南総里見八犬伝」を執筆した、のちに曲亭馬琴となる滝沢瑣吉役を演じる。また、のちに葛飾北斎となる勝川春朗役をくっきー！が演じることも明らかになった。なお、津田とくっきー！がNHK大河ドラマに出演するのは今回が初。

出演決定に際し、井上は「二回目の大河ドラマで、十返舎一九を演じさせて頂きます。とても光栄です。一九は名前や作品こそ有名ですが、どんな人物だったかというのはあまり知られていないので、私自身とても興味があります。また、彼は日本初の職業作家だったという話もあるそうで、その才気とエネルギーをしっかりお伝えしたいです。この『べらぼう』には、普段一緒にミュージカルをやっている仲間もたくさん出演していて、NHKさんにはもう感謝しかありません。慣れない和物の世界ではありますが、自分自身も楽しんで演じられますように」と思いを語る。

津田は「大河ドラマに初めて出演させて頂く事になり、とても光栄です。瑣吉という個性の強い役を演じさせて頂く事に、江戸の偉人達と交わって物語を紡いでいく事にワクワクしております。先ずは瑣吉を、掘り下げ、広げ、魅力的な人物に立ち上げられるように頭と体を回転させていこうと思います。王道を大切にしながら、脇にも逸れ、行ったり来たり七転八倒しながら『べらぼう』の世界を楽しみたいと思います。どうぞ宜しくお願い致します」とコメントした。

「べらぼう～蔦重栄華乃夢噺～」は、毎週日曜20:00から20:45までNHK総合で放送されている。