「この声が届くまで」は上田による構想10年の小説で、バンド・zion(シオン)の龍が幼なじみやバンドメンバーと交わした約束を胸に、仲間たちとの絆を深めながら憧れの“武道館”を目指す様子が描かれる。上田は、執筆の起点を、「ちょうど田口(淳之介)が抜けて、KAT-TUNが充電期間に入る時期で。自分がKAT-TUNにどんな貢献ができるのかとすごく考えて、何か物語を作ってグループに持ってくるのがいいのかなと。それで小説を書き始めたんですが、当時は実現せず、去年、自分がやりたいことをできる状況になって、改めて取り組みました」と語った。
すでに映像化の企画提案も来ていることについては、「素直にめちゃくちゃ嬉しいです。小説を出すということは、そうなったらいいなとは思っていたので。でも、もうちょっと(この)本を実写化、映像化でみたいなと思ってくれる方が増えたら、すっと自分の中でも『いける!』と思えるのかなと。まだちょっと(発売したばかりで)早すぎるので(笑)」と明かした。さらに自身にとっての“仲間”について、「“仲間”って、いつからかわからないけど、ずっと好きなんですよね。みんなで苦労を共有して、一つの幸せをつかみにいく。一人で何かをやるよりも、ぶつかり合って壁を乗り越えて、その果てに同じ景色を見る、そういう仲間といたい」と話し、読者に向けて「本の感想が気になります(笑)。ですので、とにかく何かしらで伝えてくださったら嬉しいです。また今後の活動に関しましても、ファンの皆さんと、ありきたりな言葉で言うと『仲良くやっていけたらいいかな』と思っています。引き続き、よろしくお願いします」と投げかけた。
なお上田は、9月9日から23日まで東京・日本青年館ホール、27日から10月1日まで大阪・SkyシアターMBSで上演される
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【イベントレポート】上田竜也がデビュー小説「この声が届くまで」を語る、「“仲間”はずっと好き」
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