「逸青会 15周年記念 京都特別公演」に中村鴈治郎、上演演目に新作「御札」ほか

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「逸青会 15周年記念 京都特別公演」が、3月8日に京都府 金剛能楽堂で上演される。

逸青会

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逸青会は、2009年にスタートした尾上菊之丞茂山逸平による二人会。これは、昨年8月に東京で行われた「逸青会 十五周年記念」に続く逸青会の15周年記念公演で、今回は中村鴈治郎がゲストとして出演する。昼の部と夜の部では演目が一部異なり、昼の部には狂言「二人袴」、逸青会が2020年に初演した「いたりきたり」、落語作家・くまざわあかねが脚本を手がけた新作「御札」の前編、夜の部には舞踊「猩々」、「いたりきたり」、そして「御札」の後編が上演される。

上演に向け、菊之丞と逸平は連名で「発足当時は『僕ら二人にしかできない舞台を!』と意気込んでおりましたが、継続しているうちに作品を残していきたい、という欲も出てまいりました。その為に必要なことは過去の逸青会作品の再演であり、新たなキャストによる上演です。菊之丞と逸平による新作『御札』、そして様々な古典作品を同時にご覧いただける、これが逸青会15周年記念公演の最大の魅力です。この度夏の東京に引き続き京都での『逸青会』15周年の記念公演をさせていただきます。京都では中村鴈治郎さんにお出ましいただき逸青会作品から『いたりきたり』を菊之丞と逸平が役代わりで昼夜上演させていただきます。同じ役を私たち二人で演じるのは初の試み! かなりのチャレンジです(笑)。最新作の二部作『御札』には尾上墨雪の出演もあり、また茂山家三代揃っての『二人袴』もお楽しみくださいませ!!」とコメントしている。

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「逸青会 15周年記念 京都特別公演」

2025年3月8日(土)
京都府 金剛能楽堂

出演

昼の部 狂言「二人袴」

茂山七五三 / 茂山逸平 / 茂山慶和 / 島田洋海

昼の部「いたりきたり」

中村鴈治郎 / 林宗一郎 / 尾上菊之丞

昼の部「御札(前編)」

尾上菊之丞 / 茂山逸平 / 茂山慶和

夜の部 舞踊「猩々」

尾上菊之丞 / 尾上京

夜の部「いたりきたり」

中村鴈治郎 / 林宗一郎 / 茂山逸平

夜の部「御札(後編)」

茂山逸平 / 尾上菊之丞 / 茂山慶和 / 尾上墨雪

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