貴方なりの楽しみ方で焦らずに聴いて、エンニュイ「きく」再演スタート

「エンニュイ『きく』」が昨日6月18日に東京・アトリエ春風舎にて開幕した。

これは「CoRich舞台芸術まつり！2023春」のグランプリ受賞作の再演。誰かの話を“きく”ことをテーマに、その難しさなどを共体験する作品となっている。上演に向けて脚本・演出を手がける長谷川優貴は「話を聴くことと、演劇を観ることは一緒なのかもしれません。思考を巡らせながら、語られることを必死で追います。聞き手は話すことができません。窮屈ですよね。必死で追わなくてもいいじゃないですか。内容を無理やり理解しなくたっていいじゃないですか。貴方なりの楽しみ方で焦らずに聴いてくれたら幸いです」とコメントした。

上演時間は約1時間30分、公演は6月23日まで。なお本日19日19:30開演回は石田明（NONSTYLE）、明日20日19:30開演回は天津飯大郎（天津）、22日13:00開演回は飴屋法水、22日18:00開演回は又吉直樹（ピース）をゲストに迎えたアフタートークが行われる。