明日6月14日に東京・世田谷パブリックシアターにて開幕する「
「光廷と崩底-my telling was nothing-」は、
東海林は「今回ゲストとして俳優の御三方、そして演出助手の渡邊さんが参加してくださっている事もあり、作品理解の為の話し合いをとても大切にしている。そのような雰囲気が稽古場全体にあるからか、ゲストの方々やメンバーからのアイデアの提案が盛んに行われ、客観的に見ても創造的な現場だという印象を受ける。脚本の世界観が舞台美術や音楽、生身の人間によって日に日に立ち上げられていく過程というものは大変興味深く、感慨深いものがある」とコメント。渡辺は「今日稽古場で、あるダンサーが『私たちダンスカンパニーだけれど、今日は劇団のような稽古だね』と声をかけてきた。まさに、周りを見ると全員が台本と睨めっこしている。そして演出家が『ぐっと来るシーンだね。涙もろいはるかは泣くね』と言ってきた。まさに、もう涙を拭っていた後だった。初期メンバーが新メンバーに身体の使い方を教える。新メンバーが初期メンバーにアイデアを提案をする。そんなOrganWorksの稽古の日々」と語り、大西は「作中の役割が複数ある構成の中で、動きの差別化として『身体の重さ』が一つのキーワードになっています。あるシーンでは身体の密度に注目し、浮遊感や重量感を出す為に動きの模索をしています。実際に体重は変わらなくとも見せ方で重量の増減が自在に出来得る、という所に改めてダンスの面白さを感じます。10年という一つの節目。実際に会場で作品を『体感』して頂けます様、一同心よりお待ち申し上げております」と観客にメッセージを送った。
公演は明日6月14日から16日まで。
OrganWorks2024「光廷と崩底-my telling was nothing-」
2024年6月14日(金)~2024年6月16日(日) ※公演終了
東京都 世田谷パブリックシアター
スタッフ
構成・振付・演出:
出演
青柳潤 /
声の出演:小川ゲン / 森下創
※25歳以下、高校生以下割引あり。
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【稽古場レポート】OrganWorksが10周年公演「光廷と崩底」の稽古場の様子を届ける(コメントあり)
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