劇団キンダースペース 第45回本公演「新・復活2024」が、2月28日から3月3日まで東京・シアターΧで上演される。
これは、レフ・トルストイの戯曲を、島村抱月が1914年に翻案・脚色し上演した「復活」をもとに、原田一樹が上演台本・演出を手がけ立ち上げるもの。2015年に初演され、今回が再演となる。
原田は、チラシ裏で「人は誰でも過ちを犯す。その最悪の一つは偶然の巡り合わせであれ過失であれ他者の人生を踏み躙ること。自らが加害者であったことに気付いた時、良心ある人間は後悔する。ただし後悔はきわめて個別の感情で深さもそれぞれだ。後悔をただ感じているだけでは何も変わらない。そのことが人に後悔を捨てさせる。時に後悔は演ずるだけのものともなる。ただ、人類が後悔を失った時、そこには文明の瓦解が待ち受けている。トルストイは良心によってこの瓦解を食い止めようとした。抱月はわが国の近代化をまず良心の浸透に求めようとした。もちろん文学者たちは、志半ばにして倒れてゆく」とコメントしている。
劇団キンダースペース 第45回本公演「新・復活2024」
2024年2月28日(水)~3月3日(日)
東京都 シアターΧ
原作:レフ・トルストイ
翻訳・脚色:島村抱月
上演台本・演出:原田一樹
出演:古木杏子、森下高志、瀬田ひろ美、伊藤勉、狩野謙、深町麻子、榊原奈緒子、関戸滉生、坂本奈都実、岡田千咲、西本亜美、山崎稚葉、丹羽彩夏、松井結起子、川野誠一、森島裕亮、山本明寛、洲本大輔
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