サラダボール「サド侯爵夫人」初演より演出を大幅に変えて、香川・東京で

サラダボール「サド侯爵夫人」が1月25日から28日まで香川・四国学院大学 ノトススタジオ、2月10日から18日まで東京・こまばアゴラ劇場で上演される。

本作は、四国を拠点に活動するサラダボールが2020年に初演した、三島由紀夫の作品。劇中では、サド侯爵をめぐり女たちが激しく対立する様子が描かれる。今回は、初演も手がけたサラダボールの主宰・西村和宏が、演出を大幅に変えて立ち上げる。西村は再演にあたり「三島はまだ生きている。言葉として、文学として、演劇として。美しさと不可解さを残しながら、まだ血を流している。それをこの3時間の舞台で証明してみたい」とコメントした。

出演者には高橋なつみ、鈴木智香子、永山香月、横関亜莉彩、ほりゆり、申瑞季が名を連ねた。上演時間は約3時間を予定。