恋愛結婚貫いた与謝野晶子の思いを描き出す、劇団未来「白き恋人たち」

「2023大阪劇団協議会プロデュース公演『白き恋人たち』」が2月23日から25日まで大阪・吹田市文化会館メイシアター 中ホールで上演される。

本作は大阪劇団協議会と吹田市文化振興事業団の主催による劇団未来の第146回公演。劇団未来は藤岡英幸が代表代行を務め、大阪市野江で60年以上活動を続けている集団だ。今回は、劇団りゃんめんにゅーろん / らまのだの南出謙吾による戯曲を、しまよしみちの演出で立ち上げる。

文学界の貴公子・与謝野鉄幹に恋をした晶子。あまたのライバル女性を押し退け、ついに妻・滝野から鉄幹を奪い取り、自身も歌人のトップに上り詰める。ある日を境にしなびた鉄幹を奮い立たせるため、晶子は鉄幹にパリ留学を勧めるが……。作中では、明治時代に恋愛結婚を貫いた与謝野晶子の思いが、のちの文豪たちとの交流を交えて描かれる。

本公演には与謝野晶子役で池田佳菜子、与謝野鉄幹役で川西聡雄が出演。なお、オンライン配信が4月1日から30日まで行われる。

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