菅原大吉と竹内都子が丁々発止、16年ぶりの「満月」開幕「愛おしさが伝わりますように」

夫婦印（めおとじるし）プロデュース「満月～平成親馬鹿物語（改訂版）」が、本日9月27日に東京・新宿シアタートップスで開幕する。

夫婦印は、実生活でパートナーである菅原大吉と竹内都子の二人芝居ユニット。「満月」は夫婦印プロデュース第1弾として2006年に初演、2007年に再演された。劇中では、駆け落ちした娘と息子の親同士が丁々発止でやり合う人情喜劇が展開。水谷龍二が作・演出を手がける。

開幕に際し菅原は「稽古すればするほど、新しい発見があり楽しくなる、とても愛おしい作品です。劇場で皆さんと空間を共有出来ることを楽しみにしております。愛おしさが伝わりますように！」、竹内は「初めてこの戯曲を読んだ時『とても素晴らしい本！ これはいくつになっても演れる！ 私たちのライフワークになるだろう』と感じました。正にその通りになりました！ 新たな発見と新鮮なチャレンジを是非とも見にきて下さいね」と呼びかける。

水谷は「再々演から16年が経つが、親馬鹿の本質は変わらない。今回、改訂版としたが、正直中身にそれほど手を入れていない。むしろ稽古中の発見が多く、一つ例をあげると、役者が偶然見せた視線である。その視線で芝居の意味合いが変わり、表現として深くなった」と振り返った。

公演は10月2日まで。

菅原大吉コメント

いよいよ初日を迎えます。「満月」稽古すればするほど、新しい発見があり楽しくなる、とても愛おしい作品です。劇場で皆さんと空間を共有出来ることを楽しみにしております。愛おしさが伝わりますように！

竹内都子コメント

初めてこの戯曲を読んだ時「とても素晴らしい本！ これはいくつになっても演れる！ 私たちのライフワークになるだろう」と感じました。正にその通りになりました！ 初演から17年。新たな発見と新鮮なチャレンジを是非とも見にきて下さいね。

水谷龍二コメント

再々演から16年が経つが、親馬鹿の本質は変わらない。

今回、改訂版としたが、正直中身にそれほど手を入れていない。

むしろ稽古中の発見が多く、一つ例をあげると、役者が偶然見せた視線である。

その視線で芝居の意味合いが変わり、表現として深くなった。

小道具の発見もあった。竹内演じる女性には2度甲子園に出た息子がいる。

部屋に甲子園の土を飾ることにした。