カラフルポップな“関西版大奥”、片岡自動車工業「お局ちゃん御用心!!!」大阪・東京で

片岡自動車工業「お局ちゃん御用心!!!」が11月17日から19日まで大阪・ABCホール、29日から12月3日まで東京・駅前劇場で上演される。

「お局ちゃん御用心!!!」は関西を中心に活動する片岡自動車工業が2018年に初演した作品。“関西版大奥”を掲げる本作では、江戸城本丸の大奥の女中たちの熾烈な争いを、“笑って泣ける関西弁エンターテイメント”として立ち上げる。3度目の上演となる今回は、本作にとって初の東京公演を行う。

脚本・演出を手がける片岡百萬両は「独自の感性と視点で描く片岡自動車工業版大奥、たくさんの方にご満足いただける事請け合いのカラフルポップな世界観でお届けいたします。乞うご期待ください」と呼びかけた。

なお本公演では、入場無料で観客が料金を決める“初日おひねり公演”、女性客 / 男性客にそれぞれプレゼントが用意される“奥方DAY / 殿方DAY”、 U27チケット購入者にプレゼントが用意される“WAPPA DAY”、メインキャストの配役を入れ替える“おシャッフル公演”が設けられている。チケットの一般販売は10月7日にスタート。

片岡百萬両コメント

本公演「お局ちゃん御用心!!!」は、片岡自動車工業の代表作シリーズです。

一言に「笑って泣けるエンターテイメント」というこのキャッチコピーは、昨今のエンターテイメント業界において、よく目にする、とりあえず書いてあるようなテンプレートのような扱いになっていると感じつつ、コロナ禍を吹き飛ばさんばかりに、心の底から笑い、気がつけば目から涙がこぼれ落ちるような作品を真っ向から作りたいと強く思い手掛けています。

そんな中でも本演目の題材として取り扱う大奥は、当時の女性社会の一大コンテンツとして非常に魅力的です。

堅苦しい所作や美しい着こなしも去る事ながら、恐らく当時からあったのではないかと想像できる女子トークや女子ならではのやりとり。

そこには、男達が中心の戦より熾烈で雅で豪快な世界がきっとあったはず。いや、むしろこうであって欲しかったという願いを込めて作りました。

独自の感性と視点で描く片岡自動車工業版大奥、たくさんの方にご満足いただける事請け合いのカラフルポップな世界観でお届けいたします。乞うご期待ください。